UCCドリップポッドが気になっています。
一人暮らし用としてはどうなんだろう?
インスタントより美味しいコーヒーを飲みたいと思っているのですが・・・
こういった疑問に答えます。
当記事を読めば、一人暮らしユーザーにとって、ドリップポッドがぴったりな理由がわかります。
この記事を書いている私は元コーヒー店員で大のコーヒー好きです。
本記事では実際にUCCドリップポッドを使った感想や体験談をお伝えしますので、購入検討の参考にしてみてください。
美味しいのはもちろん、他製品より圧倒的に分解清掃もしやすく、使いやすさも◎
1杯あたりの値段が若干高いという点はありますが、それを踏まえても日々の生活の質(QOL)は間違いなく上がりますよ。
UCCドリップポッドのおすすめポイント3つ
実際にUCCドリップポッドを使って感じたのは以下の3点です。
- 1杯ずつカプセルからコーヒーを淹れるので、インスタントとは比べ物にならないほど香りが良い美味しいコーヒーである。
- 抽出・後処理・手入れ・清掃がとても簡単で楽。
- コーヒーを素早く淹れられて、抽出音も気にならない。
導入した結果として家で飲むコーヒータイムがとても充実したものになりました。
まさにおうちカフェってやつが簡単にできます。
では、それぞれ詳細を少し説明していきます。
UCCドリップポッドは香り高く美味しいコーヒーを抽出できる
ドリップポッドの第一に良い点は、香りがよく、コーヒーが美味しいという点です。
さすがは有名コーヒーメーカーの上島珈琲(UCC)が手掛けるだけあって、カプセルから抽出されるコーヒーのクオリティは高いです。
いろいろなカプセルがある(といっても多すぎて迷子になることはない)ので、試しながら自分好みを探せるのも良いですね。
特に少しいいお値段はしますが、ハワイコナブレンドやブルーマウンテンブレンドはお店で飲むような味わいでかなり評価高め。

マシンを購入・無料レンタルした場合についてくる、お試しセットで様々な種類を試すことができますので、好みの味が探しやすいです。
また、抽出モードによってコーヒーの濃さを変えられるのも好みの味を再現できて良いんです。

真ん中にstrong・standard・icedモードがあるので、それぞれ味わいを変えることができます。
抽出時間を変えることで濃さを引き出したりしているようです。
抽出・後処理・手入れ・清掃がとても簡単でわずらわしくない
家でコーヒーを淹れると、マシンを使おうが、ハンドドリップしようが片付けや洗い物が大変ですよね。
しかし、ドリップポッドは手入れや後処理が取っても楽です。
コーヒーを淹れた後処理は、専用のコーヒーカプセルを捨てるだけ。
お手入れですが、水タンクとコーヒーカプセルをセットする部分(取り外し可能)やカップを置く部分をたまに洗うだけなので、普段の食器洗いの延長なのでとても楽ちんです。
参考に実際にコーヒー抽出の流れを画像にて解説していきます。
こちらのコーヒーマシンにカプセルをセットし、抽出していきます。
カプセルはこんな感じです。
上蓋を開けて中の白いポッドを取り出します。
マシンにセット。
電源を入れて、抽出する飲み物の種類・抽出モード・抽出量を選び、スタートボタンを押します。
コーヒーが抽出されます。
おおよそ1分~2分程度で抽出が完了します。
抽出完了後はポッドを捨てて、電源を切れば終了。
洗浄等も毎回は必要ないでしょう。


マシンの分解清掃を行う場合は上記を取り外して洗います。
ほとんど汚れることがないので、たまに洗う程度で良い感じです。
コーヒーを素早く淹れられて、抽出音も気にならない。
ドリップポッドのようなカプセル式マシンはコーヒーの抽出音が気になるのもネックでした。
しかし、ドリップポッドは、抽出音が静かでほぼ音がしません。字面は地味ですが、とても良い点です。
私はほかのカプセル式コーヒーメーカー(ネスカフェドルチェグスト・ネスプレッソ)を使っている中、ドリップポッドを使い始めたので、コーヒー抽出時の音の静かさには特に驚かされました。
上記のカプセル式マシンは抽出時結構大きな音がします。それこそテレビの音が聞こえなくなるくらいには。
しかし、ドリップポッドはとても静か。注視しないと入れていることすら気が付かないでしょう。
賃貸物件や壁の薄い家にお住いの方は大きな音を立てるのは気になりますよね。そんな悩みはドリップポッドなら心配無用です。
これら3つの良い点を最大限に享受できるのが、一人暮らしの方です。
そのため、ドリップポッドは一人暮らしの方や二人暮らしの方などに特におすすめです。
把握しておきたいドリップポットの2つのデメリットとは
ドリップポッドのデメリット・微妙だと感じた点を紹介します。
以下の2点が気になりました。
- マシンサイズが少し大きい
- カプセル代が少し高い
あまり気にならない方がほとんどだと思いますが、念のため紹介していきます。
ドリップポッドの気になる点その1:マシンサイズが少し大きい
ドリップポッドのサイズ感ですが、高さ22.4×幅13.3×奥行29cmとなっており、奥行が結構大きいです。
キッチンのカウンターに置くことを考えると少し大きいかもしれません。
ただ、一般的なコーヒーメーカーより細長い程度ですので、置き場所を確保してから検討すれば、大したデメリットではないです。
ドリップポッドの気になる点その2:カプセル代が少し高い
ドリップポッドのカプセル代(1杯当たりの値段)は75円程度です。
この金額は、他の同系列のマシンやコーヒー粉を使ったドリップコーヒーなどと比較するとそこそこ高いです。
参考例を紹介します。
ドルチェグスト | ネスプレッソ | ドリップポッド | キューリグ | ハンドドリップ | コンビニコーヒー | |
画像 | ![]() |
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![]() |
1杯あたりの値段 | 52円 | 97円 | 71円 | 87円 | 約40円 | 100円 |
※横スクロールできます。
上記表の通り、ちょっと高いですが、その分味はしっかりしています。
また、手間がかからないことやマシン代が実質無料になる方法があるので、実際の値段の差はあまり感じられないと思いますよ。
ドリップポッドを使っているみんなのレビュー
元コーヒー店員の私の感想をお伝えいたしましたが、ほかの方のレビューも気になりますよね。
少しではありますが、良い意見と悪い評価を紹介しますので、参考にしてみてください。
評価: 4.5省スペースは魅力的です。我が家にはミル付きコーヒーメーカーなど複数台ありますが、比べるとコンパクトで大変省スペース。抽出は1杯単位なので,複数の人がコーヒーを毎朝飲む場合は効率的だとは言えません。
1人1杯でいい人。ちょっと贅沢しても気にならない人。準備・片づけの手間をできるだけ省きたい人にお勧めです。
評価: 3.5抽出量の目盛に数字(抽出量)が書いてありません。一か八かで設定するしかありません。
滴り落ちる口からカップまでの距離が非常に長いです。滴り落ちたコーヒーが飛び散ってそこら中が汚れます。
珈琲は深煎りで酸味を感じず万人受けするような味です。普通に美味しいです。
ただ、機械由来の臭いがします。
珈琲の場合、珈琲の味が強いので臭みはあまり感じませんが、お茶の場合だと臭すぎて飲めたものじゃありませんでした。
評価: 5素早く淹れたてのコーヒーが飲めます。各種コーヒー、各種お茶系までバラエティー豊か !
そして何より、美味しい !
缶コーヒーなどでおなじみの上島珈琲の信頼の味が自宅で味わえます。
楽しむスタイルもいろいろで、忙しい朝に立ち飲み・ゆっくり座ってカフェ気分・・・好きな時に楽しんでいます。
コーヒー飛び跳ねについては、カップ台の高さを調整すればなんの問題もないです。
ただ、マシンの臭いは初期不良ですので、交換対応が必要になりますね。
ドリップポッドの競合マシンとの比較してみた
ドリップポッドを使ってみたいと思った際に考えたいのが、他のカプセル式マシンとの比較ではないでしょうか。
本体の機能・カプセルの種類・コーヒーの味・・・それぞれ異なり個性があります。
現在メジャーなマシンと比較してみましょう。
簡単に比較表を作成してみましたので、チェックしてみてください。
ドルチェグスト | ネスプレッソ | ドリップポッド | キューリグ | |
画像 | ![]() |
![]() |
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マシン代(最安値) | 無料(レンタルサービスあり) | 無料(レンタルサービスあり) | 無料(レンタルサービスあり) | 無料(レンタルサービスあり) |
1杯あたりの値段 | 52円 | 97円 | 71円 | 87円 |
それぞれの強み | マシン無料にもかかわらず最新機種が手に入る
コストパフォーマンスとカプセルの種類の豊富さ |
コーヒーのクオリティーが高い
高級レストランでも使われている |
普通のコーヒー粉をドリップすることもできる
日本人好みの味わい 抽出時とても静か |
全米シェアNo1コーヒーメーカー
アメリカ専売カプセルを含むと圧倒的種類を誇る |
弱点・ウィークポイント | 味わいはそれなり
抽出音が大きい |
値段が高い
抽出音が大きい |
コーヒーカプセルの種類が少ない | アメリカ専売カプセルを買わないと種類がすくない
送料のせいでアメリカ版カプセルは割高 |
おすすめする人 | ・コスパを重視したい人
|
・エスプレッソ好きの人
・コストよりもおいしいコーヒー派の方 |
・ドリップ式のコーヒーが好きな方
・国産メーカーが好きな方 ・コーヒー粉も使いたい方 |
・ドリップコーヒー式が好きな方
・とにかくいろいろな種類のコーヒーを飲みたい方 |
正直どのマシンも良いところがあり、悪いところがあります。
おすすめの選び方としては、まず飲みたいコーヒーを選ぶのが良いです。
エスプレッソタイプなのか、ドリップタイプなのか。
前者ならドルチェグストやネスプレッソを。ドリップタイプが好みならドリップポッドが良いでしょう。
他のマシンと比較などドリップポッドをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
わかりやすく丁寧に解説しています。
参考記事:UCCドリップポッドとは?カプセルと粉が両方使える画期的なマシン
ドリップポッド検討中の人 UCCドリップポッドに興味があります。 良いとこや悪いとこ、他との違いなどいろいろ教えてほしいです。 バリスタネコ こういった疑問に答えます。 この記事[…]
3つのうち1つ当てはまるならドリップポッドがおすすめです。
UCCドリップポッドですが、結論として、以下に1つでも当てはまるのであればおすすめです。
- 自宅で簡単にカフェのような美味しいコーヒーが飲みたい
- 毎日の生活の質を上げたい方
- インスタントコーヒーを卒業したいと考えている
反対にこんな方にはおすすめしません。
- 現在豆から挽いてコーヒーを淹れていて、作業が苦じゃない人
- 美味しいコーヒーよりもコーヒーは安さが重要だ。
自宅でカフェのような美味しいコーヒーを飲めるUCCドリップポッドですが、1杯あたりの値段が格安とはいかないところが気になりますよね。
特に今インスタントコーヒーを飲んでいる方なら特に思うのではないでしょうか。
これは私の考えですが・・・毎日使うものを良くすると、感じる恩恵(メリットや満足度)は大きいです。
例えば1か月に1回しか使わない良いバッグを買うよりも、毎日使うソファにお金をかけたほうが満足度は高いでしょう。(両方良いものなのが一番ですがね。)
コーヒーもソファと同じで、毎日使う(飲むもの)ですよね。
今飲んでいるものより1回数十円・1月で数千円とちょっと値は張るかもしれませんが、生活の質は大きく向上しますよ。
古来より「迷う理由が値段(の高さ)なら買え、買う理由が金額(の安さ)ならやめとけ」という言葉があります。
ドリップポッドに関するよくある質問Q&A
ドリップポッド購入前に気になるであろう点をまとめました。
気になることがあれば、解決しておきましょう。
専用フィルターがあるので、カプセルの代わりにコーヒー粉をセットできます。
コーヒー粉の片付けが大変なのと、ドリップポッドのカプセルが美味しいので、そこまで使うことはありません。
コーヒーは美味しいです。お店で出てくる味とそん色ないと思います。特にちょっと値段の高いブルーマウンテンなどは満足度高いですよ。
ドリップポッドはドリップ式抽出なので、喫茶店で飲むようなまろやかなコーヒーが味わえます。
メジャーなドルチェグストやネスプレッソは圧力式のため、泡立つ濃いめのコーヒーです。
なお、ドリップポッドはマシン設定でコーヒー濃いめもできるので、濃いめ好きも安心です。
世界のコーヒーお届け便(旧頒布会)一番コスパ良いです。
本記事の最後で詳しく解説しますので、もう少しお付き合いください。
ドリップポッドをお得に購入する方法【無料あり】
ドリップポッドを使うなら世界のコーヒーお届け便一択です。
圧倒的なコスパの良さなので、余程のレアケース(後記)以外は利用必須ですよ。
ドリップポッドを使うなら世界のコーヒーお届け便がおすすめ
まとめ
UCCドリップポッドを実際に使っている立場からレビューをお届けしました、いかがでしたでしょうか。
ドリップポッドは手軽に美味しいコーヒーを自宅で飲めるので、一人暮らしでコーヒーが好きな方にはぴったりなコーヒーマシンです。
毎日使ってもよし、インスタントコーヒーなどと併用しても良しです。
どういう使い方でも、毎日の生活の質が上がることは間違いないでしょう。
ドリップポッドを導入して、自宅でカフェで飲むような美味しいコーヒーのひと時を過ごしてみるのはいかがでしょうか。