MENU

ネスカフェバリスタはぬるいって本当?コーヒーの温度正しい温度について解説します。

    バリスタ購入検討中の人

    ネスカフェバリスタはぬるいと聞きましたが本当ですか

    ネスカフェバリスタですが、お湯の温度がぬるいと聞きました。

    本当なのでしょうか、熱いコーヒーが好きなのであわないかなと思っています。

    対策などがあるのであれば知りたいです。

    バリスタネコ

    レビュー等でもぬるいといったものが気になりますよね。

    実態について解説していきます。

    本記事の内容

    ネスカフェバリスタで作るコーヒーはぬるいって本当?

    ぬるいと思ったら試したい方法とは

     

    実際にバリスタを使ってみた所見とコーヒーについてのぬるさ対策について、元コーヒー店員の私がご紹介します。

     

    目次

    ネスカフェバリスタで作るコーヒーはぬるいって本当?

    ネスカフェバリスタ淹れるコーヒーはぬるいといったレビューがありますがこれは事実なのでしょうか。

    美味しい、美味しくないと同様に個人の主観によって意見がわかれる問題ですが、買ってから後悔はしたくないですよね。

    この記事では客観的に、コーヒーの常識と照らし合わせてどうなのか解説していきたいと思います。

     

    バリスタで淹れたコーヒーはぬるくもないけど熱くもない

    バリスタで淹れるコーヒーの温度は80度~75度となっています。

    この温度は人が飲んだときにおそらく、ぬるくもないけど熱くもないいわゆる飲みやすい温度と言えるでしょう。

     

    80度~75度という温度ですが、仕様書に記載があるので、意図的に狙ってこの温度にしていることがわかります。

    そもそもコーヒーを美味しく淹れることができる温度から逆算するとこの温度にならざるおえないのです。

    ネスカフェバリスタ仕様書参照

     

    とはいっても、バリスタで淹れるコーヒーの温度は人によってはぬるく感じることもあるかもしれません。

    ただし、多くの場合は冷めてしまっているということが原因になっていると思いますが。

     

    結論として、バリスタの抽出温度は美味しくコーヒーを淹れるためにあえて狙った温度。

    この温度が美味しいコーヒーが飲める温度というわけです。

    ではもう少しコーヒーの温度について掘り下げてみたいと思います。

     

    どんなコーヒーでもを美味く淹れる温度は決まっている話

    結論から言ってしまうと、コーヒーを淹れるときの温度というのは90度前後というのが定石です。

    もしかすると沸騰したお湯にインスタントコーヒーを溶いている方がいるかもしれませんが、それはコーヒーをまずくする淹れ方と言えるでしょう。

     

    コーヒーを沸騰している高温で淹れてしまうと苦味や雑味が増すと言われています。

    インスタントも同様で沸騰したお湯を使うのは向いていません。

    そのため、ネスカフェバリスタでも沸騰したお湯ではなく、90度前後の湯を使い抽出するためカップに注がれた時点で80~75度程度になっているというわけです。

     

    ちなみにコンビニで売っているコーヒーや、チェーン店(スターバックスやドトールコーヒーなど)のコーヒーも同じような温度です。

    しかし、保温性の高い紙コップに入れて提供してくれるため、家で淹れたコーヒーよりも熱く感じるのです。

     

    ここまでの説明で、決して出てくるコーヒーがぬるいわけではないということがわかったと思います。

    しかし、実際に買ってみてぬるかったらどうしようと思いますよね。

    次にぬるいと感じたら行いたい方法についいて解説していきます。

    紹介する方法はネスカフェバリスタでなくてもできることですから、家でコーヒーを飲む際に試してみてください。

     

    ぬるいと思ったら試したい方法

    ここからはコーヒーがぬるいと感じたら試してみたい方法について解説してきます。

    まずはぬるくなる原因を理解した上で、対応策を紹介します。

     

    ぬるくなる原因から考えてみる

    抽出時には適切な温度なのになぜぬるく感じるのでしょうか。

    これは、コーヒーを入れる容器に問題があります。

    マグカップが冷めていたり、保温性がなかったり、室温が低かったりするとコーヒーはすぐに冷めてしまいます。

    当然ですよね、しかしあまり意識している人は少ない印象です。

     

    反対に、蓋付きのマグを使ったり、蓋付きの紙コップなどに抽出した場合は保温性がありますから、温かいコーヒーを飲むことが出来ます。

    真冬に冷えたマグカップにコーヒーを抽出した場合カップの中の温度は50度台になっていることもざらですが、紙コップに入れると70度程度をキープしてくれます。

     

    よってぬるくなる原因はコーヒーを入れる容器にあるということになります。

     

    ぬるいコーヒーを淹れない即効性のある対処法を紹介

    ぬるいコーヒーを飲まない対処法はカップを温めること、それだけです。

    ぬるいコーヒー=コーヒーを入れるカップに問題があるということ。

     

    温かいコーヒーを飲む場合はお湯の温度を上げる(沸騰したお湯を使う)のではなく、マグカップ自体を温めるようにしましょう。

    コーヒーをハンドドリップで淹れる場合は余ったお湯をくぐらせればいいですし、ネスカフェバリスタにはカップあたため機能がついています。

    あたため機能は少量のお湯を抽出する機能なので、お湯を沸かす手間が省けてかなり便利。

    バリスタが細かい部分まで計算されて作られているマシンであることがわかりますね。

     

    ブラックコーヒーはカップを温めるだけでよかったのですが、ミルクを入れる場合はミルクをあたためて入れるようにしましょう。

    とにかく、冷たいものになるべくさらさないようにすることがポイントです。

     

    本記事のまとめ

    最後に本記事についてまとめます。

    この記事では以下の内容について、解説してきました。

    • ネスカフェバリスタから抽出されるコーヒーは75~80度ほどで、コーヒーを美味しく飲むために調整された温度である。
    • 人によってはぬるく感じるかもしれないが、多くの場合は冷めてしまっている可能性がある。
    • コーヒーを一番美味しく淹れられる温度は90度前後のため、カップに注ぐとおおよそ75~80度前後になるが、環境によるところではある。
    • カップが冷めていたり、冷えた空間だと想定以上にコーヒーがぬるくなってしまうため、カップをあたためるなどの対策をとることが一番良い。

    この記事が参考になれば幸いです。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    目次