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美味しいコーヒー豆の条件とは?特徴などを解説

    コーヒー初心者

    美味しいコーヒーの選び方を知りたいです。

    条件や特徴などをおしえてください。

    また、美味しいコーヒーを買えるお店なども知りたいです。

     

    バリスタネコ
    本記事ではこういった疑問に答えます。

    この記事を読んでわかること

    美味しいコーヒーの条件・特徴がわかる

    美味しいコーヒーを買えるお店を紹介

    バリスタネコ
    この記事を書いている私は元コーヒー店員で、大のコーヒー好きです。学んだ知見を元に解説しています。
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    目次

    美味しいコーヒーの条件・特徴とは?見分け方をざっくりと

    美味しいコーヒーを買うというのは、実は結構難しいことです。
    巷にはコーヒーの間違った情報や過剰広告による美味しく見せる演出などがあふれかえっています。
    得てしてそういったコーヒーは、広告費やおしゃれな店舗・パッケージにお金を費やし、コーヒーの質を下げることで利益を出しています。
    どの業界でも横行していることですが、コーヒーに関しては、見た目で見分けることが難しいのがネック。
    正しい情報が世間に知れ渡っていないのも難しい要因でしょう。
    そこで、コーヒーの美味しいを決める条件や特徴を知っておけば、質の悪いコーヒーをつかまずにすむことができます。
    美味しいコーヒーを決めるポイントは次の通りになります。
    美味しいコーヒーのポイント6つ
    1. 生豆(焙煎前のコーヒー豆)の質
    2. 焙煎後どれだけ時間がたっているか(時間がたつと劣化する)
    3. 欠点豆(欠けたり、虫食いがある豆)が混入していないか
    4. 梱包方法にこだわっているか(真空パックは基本NG)
    5. 値段(聞こえの良い言葉やフレーズに惑わされないように)
    6. 適切な抽出を行っているか
    では、一つずつ解説していきます。

    コーヒーのおいしさの条件1:生豆の質

    コーヒーの美味しさは何で決まるのでしょうか。
    焙煎でしょうか、抽出のテクニックでしょうか。
    答えは生豆(焙煎前のコーヒー豆)の質です。
    コーヒー豆はもともと果物です。我々が飲み物にしている部分は果実の種の部分。
    そのため、コーヒーも果物と同じで、新鮮で栄養と適切な発育環境で育ったものが一番おいしいコーヒーです。
    ですが、焙煎や抽出テクニックにこだわり、生豆の質は後回しというコーヒー店も多いんです。
    また、高級な生豆を使っているとうたい、質の低い豆を混ぜ合わせている業者も多いようです。
    生豆を買うわけではないので見分けるのは難しいですが、生豆の新鮮さ・管理にこだわっている店主からコーヒーを買いたいものですね。

    コーヒーのおいしさの条件2:焙煎に関する話

    焙煎を売りにしているコーヒーショップはたくさんありますが、買い手側が気にするべきは技術の云々よりも、”焙煎を行って手元に来るまでの期間”です。
    コーヒー豆というのは、焙煎した後から品質の劣化が加速度的に上がっていきます。
    焼いているわけですから、傷みやすいのは当然ですよね。
    なので、焙煎後すぐに手元に来るようなコーヒーを買うべきなのです。
    例えばコーヒー豆を店頭にショーケースで並べているお店がありますが、品質については疑問が浮かびます。
    多くのお店は店舗で焙煎しているわけではありませんから、焙煎したものを店頭に並べているわけです。
    そしてそれを店頭で袋詰めして販売。よくある光景ですよね。
    焙煎した後適切に包装し、そのままユーザーに届けてくれるお店と比較するとコーヒーの品質は比べるまでもないことがわかると思います。

    コーヒーのおいしさの条件3:欠点豆はすべてを台無しに

    コーヒーを豆で買って飲む方はご存じかと思いますが、コーヒー豆を買うと割れたり、虫食いの豆が混入しているケースがあります。
    これを欠点豆というのですが、そのままコーヒーにしてしまうと、とてもまずい豆です。
    購入するのであれば、欠点豆を適切に除いているコーヒーを買いましょう。
    欠点豆は味の質が極端に悪く、すべてを台無しにしてしまうともいわれています。
    ただ、豆で購入した後は面倒ですが、自分で豆をチェックして欠点豆を取り除くことができます。
    かなり面倒なので、やはり欠点豆について触れているコーヒーショップから買うのが無難でしょう。
    なお、粉で買った場合は挽かれてしまっているので欠点豆の混入がわかりません。
    このことからも粉で買うことはおすすめしません。

    コーヒーのおいしさの条件4:コーヒーの梱包方法

    コーヒーの梱包方法も品質に影響を及ぼす要素です。
    味にこだわっているコーヒーショップであれば、適切な包装をしてくれています。
    梱包の良しあしは、コーヒーから放出される炭酸ガスの有無です。
    焙煎後のコーヒーからは炭酸ガスが放出されます。
    この炭酸ガスがコーヒーを香り抜けから守ってくれると言われています。
    コーヒーのガスを適度に放出するよう放送されたものは良いのですが、真空パックの梱包などは、ガスの放出が終わったコーヒー豆を梱包しているため、香りが抜け出ているどころか、焙煎後時間経過していることにもなりますから、品質の低下も懸念されます。
    そのため、真空パックにされたコーヒー豆はあまりおすすめできません。

    コーヒーのおいしさの条件5:適切な値段かどうか

    コーヒーを買うという行為に関しての、ポイントは最後になります。
    それは、値段です。
    高ければ全て良いというわけではありませんが、やはり良いものはそれ相応の値段がします。
    コーヒーの味を決める生豆も生産地は畑のグレードなどによって値段が異なります。
    他にも、輸入の際のコスト(温度管理をすれば値段と質が上がる)もありますし、焙煎技師の費用から広告費用までコーヒーの値段には様々なコストが反映されています。
    これらは、美味しいコーヒーにはどれも必要なものです。
    しかし、値段が安いものはどこかを妥協していることになります。
    最悪なのが生豆の質を下げて広告費を上げて販売しているケース。
    劣悪品をつかまないためにもある程度適切な値段を払うことは美味しいコーヒーを味わうことの条件なのです。

    コーヒーのおいしさの条件6:適切な抽出で美味しいコーヒーを

    最後は自宅でできる美味しいコーヒーを飲むためのプロセスです。
    美味しいコーヒーが手に入ったら適切な抽出を行いましょう。
    いくらおいしいコーヒーでも雑に抽出してしまうと、コーヒー本来のポテンシャルを引き出してあげることができません。
    もったいないですよね。
    美味しい抽出のポイントは量です。
    水の量と豆の量を適切にはかりで計って、お湯の温度も意識することで美味しいコーヒーを淹れることができますよ。
    詳しくは下記の記事もどうぞ

    ネット通販で美味しいコーヒーを買えるお店

    実際の店舗でコーヒーを購入できればいいのですが、地方に住んでいるなど手軽に良いコーヒーが手に入らないという方も多いと思います。
    そういったときに使ってほしいのがネット通販です。
    ネット通販で購入できるコーヒーの多くは焙煎したてを届けてくれるので、店頭で購入するより新鮮であることが多いです。
    また、地方の有名店からも店頭に行かずとも手軽に買えるので、美味しいコーヒーを飲んでみたいという方にはおすすめですよ。
    おすすめのお店は別記事にまとめましたので、よろしければチェックしてみてください。
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