安いエスプレッソマシンのオススメが知りたい。
一人暮らしだし、安価でコンパクトなもので十分と考えています。
コスパが良い家庭用マシンを教えてください。
あと、エスプレッソマシンを購入する際に気をつけたほうが良いことも教えてください
こんな疑問に答えます。
- おすすめのエスプレッソマシン20選紹介
- エスプレッソマシンの種類と選び方
- エスプレッソマシンを買うときに気をつけたいこと<
家庭用の安いエスプレッソマシン20選
安価でお手軽なエスプレッソマシンにフォーカスしてみました。
エスプレッソマシンは10万円を平気で超えてきます。
そんな中、以下ではなるべく安く買えるものや、高機能にしては安価なコスパの良いエスプレッソマシンを紹介します。
デロンギ エスプレッソ・カプチーノメーカー EC152J
安価なエスプレッソマシンの中では最も人気があるのでは?と言えるのがデロンギの入門機であるこのマシン。
1万円台ながらも、コーヒー粉・カフェポットに対応しており、ミルク用のスチームノズルもついています。
エスプレッソマシンにはミルク用のスチームノズルという牛乳を温めて泡立てる装置がついています。(安価なものにはついていないです。)
しかし本機にはついているため、これを使うことでカプチーノなどをつくることができ、時間があればラテアートなんかにもチャレンジすることができます。
うまく使えると、コスパ最高のマシンといえるでしょう。
しかし、エスプレッソについてきちんと理解しないとうまいこと行かない場合も。
本格的にエスプレッソを淹れることを楽しみたい人におすすめ
デロンギ エスプレッソ・カプチーノメーカー ブラック×シルバー 1L EC680M
スタイリッシュでデザイン性の高いポンプ式エスプレッソマシンです。
二重構造のスチームノズルはミルクの泡立ても簡単。
カプチーノやカフェラテなどの本格カフェメニューも手軽に自宅で楽しめます。
家でもカフェみたいなエスプレッソ、カフェラテが味わえますよ。
デロンギ アイコナ コレクション エスプレッソ・カプチーノメーカー
1950年代のイタリアを想起させるレトロなエスプレッソ・カプチーノメーカーです。
美味しいエスプレッソを飲むための機能は備えている、こだわりと手軽さを両立したマシンです。
ソリス バリスタ グラングストー エスプレッソマシン
Solisは100年を超えて世界60ヶ国以上で愛され続けるスイスのブランドです。
プロスペック58mmサイズのポルタフィルター、15気圧ポンプ使用のステンレスシャーシのスタイリッシュな本格派エスプレッソマシンです。
デロンギマグニフィカS ECAM23120
デロンギの定番全自動式がこのマグフィニカSです。
エスプレッソのクオリティは当然高く、カフェの味。
カフラーノ コーヒーメーカー 本格 エスプレッソ
軽くてコンパクトな手動エスプレッソメーカーです。
手軽なのに最大9気圧までかけることができますので、本格的なエスプレッソが簡単に作れるすぐれもの。
アウトドアはもちろん、軽いのでオフィスにも気軽に持って行けちゃいますよ。
1万円を切るのもうれしいですね。
WACACO ナノプレッソ ポータブルエスプレッソマシン
コンパクトな手動式で手軽にエスプレッソが作れます。クレマもしっかりできます。
粉もカプセルも使える点がすぐれています。
実際の使用は屋外になることが多いと思いますが、同じような需要のカフラートと比較すると少しだけ価格帯は高くなります。
Flair The NEO エスプレッソ – 自宅用手動レバーエスプレッソメーカー
Flair The NEO エスプレッソは、コンパクト設計でありながら、本格的なエスプレッソを抽出可能な手動レバータイプのエスプレッソメーカー。
省スペースを意識しているので、台所の限られた空間でも使えます。
2.27kg持ち運びも容易で使いやすい。
高級カフェのエスプレッソと比較しても遜色ない味わいを出せることを考えると、コスパも◎。
ROK エスプレッソメーカー EspressoGC
ROK(ロック)は欧米を中心に展開するイギリス発のコーヒー器具メーカーです。
性能はもちろんのこと、楽しさ、見た目の美しさにもこだわっていて世界中のエスプレッソ・コーヒーマニアたちに注目のブランド。
手動エスプレッソマシンでは定番の一つです。
ビアレッティ エスプレッソマシン モキッシマ CF43-SV
変わった形をしていますよね。
こちらも立派なエスプレッソマシンです。
イタリアで使われているモカエキスプレスというガス火でエスプレッソを淹れるポットがあるのですが、その形をオマージュして作られたデザインです。
デザイン性の高いマシンですが、性能もばっちりです。
コーヒー粉・カフェポット・カプセルの3種類でエスプレッソを淹れる事ができるすぐれもの。
もちろんミルクスチーマーもついていますから、エスプレッソだけでなくカフェラテやカプチーノを作ることができます。
- カフェポッドとは?
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カフェポッドという言葉が出てきますが、ご存知ですか?
カフェポッド(エスプレッソポッドorコーヒーポッド)とは、エスプレッソ抽出を簡単にしたシステムで使用するコーヒー粉パックのことです。
エスプレッソにコーヒー粉を淹れる際にはダンピングというホルダーにコーヒー粉を圧縮して固める作業が必要になります。
ひと手間かかる作業なのですが、カフェポッドがあると省略することができます。
そのため、便利に淹れることができます。
デザイン性重視の方はこちらのマシンがおすすめです。
BIALETTI 直火式 モカエキスプレス
BIALETTI シルバー 2カップ 直火式エスプレッソメーカー ブリッカ
直火式のマキネッタで唯一、本場イタリア式のクレマが乗ったエスプレッソを作ることができる。抽出の最後に圧力をかけることで人工的にクレマ(泡)を作りだすことができるので、泡ののったエスプレッソを簡単に淹れることが出来る。その秘密は抽出口に付いているビアレッティ社独自開発の特殊バルブに。こだわりのエスプレッソをこの1台で楽しめる。
BIALETTI エスプレッソ メーカー モカ インダクション ブラック
ネスプレッソ イニッシア
最後はカプセル式のネスプレッソになります。
カプセル式については長くなってしまいますので、別記事で紹介しています。
エスプレッソを淹れるところから楽しむ派にはウケが悪いかもしれませんが、簡単に美味しいエスプレッソを淹れることが出来るため、利便性ということでは今回挙げたマシンの中では断トツです。
なお、ミルクスチーマーはついていないため、別売りのエアロチーノという機械を買う必要があります。
ネスプレッソはカプセルが少々コスト高かつマシンもそこそこ高額なのですが、ネスプレッソの中では唯一1万円以下のため、ネスプレッソマシンを買うならこれがおすすめです。
ネスプレッソはカプセルをセットしてボタンを推すだけでエスプレッソを抽出できますから、通常のエスプレッソマシンでありがちな抽出ミスを防ぐことが出来るのが最大の強みです。
また、公式で出しているカプセルは中身のコーヒーの味わいもこだわっているため、少々高いですが、味わい深さも便利さも三種の中でトップかもしれません。
ネスプレッソについて詳しく知りたい方は下のリンク記事もどうぞ。
ネスプレッソエッセンサミニ
エッセンサミニはイニッシアをスリムにしたマシンです。
イニッシアじゃキッチンスペース的に難しい場合や、デザインが気に入った場合は値段も手ごろなのでおすすめです。
ネスプレッソ・ラティシマワン・プラス
ラティシマ・ワン・プラスはミルクタンク付きなので、ミルクメニュー(カフェラテなど)が作成可能なマシンです。
ネスプレッソアトリエ
ネスプレッソアトリエもミルクメニュー対応のマシンですが、ラティシマシリーズとは仕組みが異なります。
ラティシマシリーズは全自動でミルクの泡立て・コーヒーとの混ぜ合わせをやってくれます。
アトリエは通常のネスプレッソマシンにスチームノズルが付いているイメージです。
つまりネスプレッソ唯一のラテアートができるマシンになります。
ネスプレッソヴァーチュオ
ヴァーチュオはネスプレッソの新マシンです。
と言っても抽出方式が変わっているので伝統的なエスプレッソとは異なります。
レギュラーコーヒーのようなエスプレッソのようなコーヒーは新感覚です。
普通とはちょっと違うのが良い方に。
ネスカフェドルチェグスト
安価なカプセル式として有名なのがネスカフェドルチェグストです。
最近値上げも多く、他のカプセル式と比較して安いという感じもなくなってきましたが、洗い物の少なさという点ではイチオシの一つですね。
欠点としては、抽出音が少し大きいことです。
エスプレッソ系のカプセルが2種類ありますので、用いることでエスプレッソを飲むことができます。
illy(イリー) FrancisFrancis!(フランシスフランシス) カプセル式 コーヒーマシン Y3
illyはイタリアの老舗エスプレッソメーカーです。
このフランシスフランシスはカプセル式マシン。
高品質なコーヒーが楽しめるので、1杯あたりの値段は100円程度しますが、美味しいエスプレッソを飲むことが出来ます。
ネスプレッソよりも本場の味わいを楽しむことができます。
コーヒーカプセルはあまり売っている店舗がないと思いますが、ネット通販等で容易に手に入りますので問題ないでしょう。
エスプレッソマシンの特徴と選び方
エスプレッソマシンは多彩なモデルがあり、操作の手軽さ、価格帯、使い勝手、メンテナンスなどの面で異なります。
独自の特徴があるそれぞれのタイプを、特徴とメリットやデメリットを解説していきます。
セミオート式
セミオート式エスプレッソマシンとはは、抽出の開始と停止を手動でコントロールできるマシンのこと。
抽出時間や圧力を自分で調節することができるため、エスプレッソの風味を細かく調整できるというメリットがあります。
一方で、自由度の高さがデメリットとなる場合も。(初心者には操作が複雑で、経験が必要)
セミオート式のもう一つの利点は、部品が少ないため、メンテナンスはしやすいです。
セミオート式エスプレッソマシンは使いこなすほどにその真価を発揮するタイプです。
全自動式
全自動式エスプレッソマシンは、豆から挽くところから抽出までの一連の工程をボタン一つで行えるのが特徴です。
価格帯は比較的高めですが、その使用感はコスパに見合ったものといえるでしょう。
自宅でバリスタ品質のエスプレッソを手軽に味わうことができ、毎日のコーヒータイムを格別なものに変えてくれます。
デメリットは価格が高く、サイズが大きめであることです。
手っ取り早く美味しいコーヒーが飲みたい方におすすめ。
手動式
手動式エスプレッソマシンは、手でレバーを引いたりボタンを押したりするタイプ。
抽出圧力を自分で調整することで、エスプレッソの味を微細にコントロールできるのが大きな魅力です。
価格帯は全自動に比べてお手頃なものが多く、省スペースのモデルも非常に多いです。
デメリットは操作に慣れが必要で、一貫性を持った味を出すためには技術が要することです。
こだわりのあるコーヒー好きにおすすめ。
カプセル式
カプセル式エスプレッソマシンは、専用カプセルを使用してサクッと清潔にエスプレッソを抽出することができます。
価格帯は比較的低価格ながら、種類豊富なカプセルからお好きな味を選ぶことができ、忙しい朝に最適です。
コスパに関してはカプセルのリピート購入が必要な点を考慮する必要があります。
メンテナンスの手間も少ないため、忙しい方や手軽にエスプレッソを楽しみたい方にピッタリです。
マキネッタ
マキネッタは、イタリア発祥の伝統的な家庭のエスプレッソメーカーであり、直火式で使う手軽さが特徴です。
コンパクトなデザインで価格帯も低めなことから、初めてでも手に取りやすいです。
コスパも非常に高く、一台あれば長期間にわたって。愛用することが可能です
デメリットとしては火加減などの調整が必要で、一定の経験を要する点と独特の味わいは人を選ぶ点です。
マキネッタに興味がある方が選ぶものです。
エスプレッソマシンを買うときに気をつけたいこと
ずばり、あなたが欲しいのは本当にエスプレッソマシン??
コーヒーメーカーと勘違いしていないか、本当に希望を満たしてくれるか再確認しておきましょう。
エスプレッソとレギュラーコーヒーの違いを購入前に確認しよう
いきなりですが、エスプレッソマシンで出来ることとコーヒーメーカー(マシン)で淹れるコーヒーは大きく違います。
一台で両方の機能を備えているものもありますが、高級品なので、本記事では外しています。
エスプレッソとレギュラーコーヒーの違いをQ&A方式でまとめたので、自信がない方はチェックしてみてください。
- エスプレッソマシンとコーヒーメーカーの違いって何?
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主にエスプレッソマシンで出来ることは「エスプレッソ」を淹れること。
普段飲んでいるようなレギュラーコーヒーを淹れることは基本的にできません。
つまり、エスプレッソを家で飲めるようにしたいという方以外は買うべきではありません。
- エスプレッソとレギュラーコーヒー違いが知りたいです。
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エスプレッソとレギュラーコーヒーは同じコーヒー豆ですが、焙煎の違いや豆の挽き方・淹れ方の違いで味も風味も異なります。
なので、エスプレッソは専用のグラスや豆など購入する必要もあります。(専用でなくてもできますが、不味かったり不格好になるのでおすすめしません。)
- エスプレッソって小さくて苦いコーヒーだよね?
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その理解でOKです。
レギュラーコーヒーよりもより焙煎したものをエスプレッソでは用いるため、コーヒーが苦くなります。
- どうしてエスプレッソとレギュラーコーヒーの一方しか淹れられないの?
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抽出方法が異なるためです。
レギュラーコーヒーは自然透過させる方法が一般的ですが、エスプレッソは短時間に一気に圧力抽出。
コーヒーの抽出量はレギュラーコーヒーが一般的に150ccくらいに対しエスプレッソはわずか25cc程度となっています。
同じコーヒーでも大きな違いがあるので、改めて確認しましょう。
エスプレッソとレギュラーコーヒーの違いは確認しましたか?
エスプレッソはレギュラーコーヒーと比べて、よりコーヒーの風味や旨味を感じられます。
まとめ:どのエスプレッソマシンもお手頃価格
以上3つのマシンを紹介させていただきました。
安ければ2万以下で購入できますので、1年くらい使うと全然元は取れると思います。
もし使いこなせなくても、中古品として出品したりすればある程度費用回収もできますよ。
迷っているならおためしあれ。