アイスコーヒーの賞味期限が知りたいです。
冷蔵庫から賞味期限切れのアイスコーヒーが出てきました。飲めますか?
ついでに、作り置きしたアイスコーヒーもあるのだけどいつまでに飲めば良いのかも教えてください。
今回はそろそろ大活躍が予想されるアイスコーヒーの疑問に答えます。
- アイスコーヒーの賞味期限が種類ごとにわかる
- 賞味期限切れのコーヒーの活用方法を紹介
本記事では、元コーヒー店員の私が、アイスコーヒーの賞味期限について解説していきます。
全て読み終えていただければ、市販のペットボトルアイスコーヒーから、お手製のアイスコーヒーまで、
どれくらい日持ちするのか、わかるようになっています。
種類別アイスコーヒーの賞味期限とは。
アイスコーヒーにもで何種類かありますので、種類ごとに説明します。
- 未開封ペットボトル
- 開封済みペットボトル
- 自家製アイスコーヒー
- カプセル式のアイスコーヒー
それぞれ分けて見ていきましょう。
未開封ペットボトルの賞味期限
未開封の場合は半年~1年程度の賞味期限が設定されていると思います。
期限から数ヶ月経過であれば、飲めないことはないでしょう。
風味などの劣化は考えられますので、美味しく味わいたい場合は避けたほうが無難です。
冷蔵庫や棚の中から贈答品のペットボトル入りのアイスコーヒーが見つかることもあると思います。
密閉されているので、飲用に際しては問題ないことが多いですが、くれぐれも状態をチェックしてからにしましょう。
開封済ペットボトルの場合は?
開封済の場合は賞味期限にかかわらず2~3日で飲み切るようにしましょう。
他の飲料含め、基本的には開封すると鮮度が落ちるため、劣化がすすみます。
コーヒーの場合は空気に触れることによる酸化等がすすみます。
よって、多くのメーカー品に記載がある2~3日程度で飲むようにしましょう。
酸化したコーヒーは体調不良の原因にも。詳しくは以下の記事もチェックしてみてください。
口をつけて飲むタイプの場合
大きいペットボトルの場合は2~3日持ちますが、口をつけて飲むタイプのものは1日たったら捨てたほうが良いです。
冷蔵庫に飲みきれなかったペットボトルのアイスコーヒーなど残りがちですよね。
すぐに品質が下がり、最悪お腹を壊したりすることもありますので、避けるのが無難です。
自家製アイスコーヒーの賞味期限
自家製アイスコーヒーは2種類に分けられます。
- 水出しコーヒー
- 急冷式で入れたアイスコーヒー
それぞれ日持ちが異なるので分けて紹介していきます。
水出しコーヒーの賞味期限
水出しコーヒーとは、コーヒー粉を入れたパックを水に漬け一晩おいて作るアイスコーヒー。
麦茶を家庭で作る方法で淹れるイメージ。
水出しコーヒーは名前の通り水から抽出するため、品質の低下が起こりにくいです。
なお、水出しコーヒーについて、詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。
急冷式アイスコーヒーの賞味期限
熱いコーヒーを淹れて、氷で一気に冷やすのが急冷式。
お馴染みの方法ではないでしょうか。
急冷式で淹れる場合は、酸化などがすすみやすく、時間経過による品質低下が著しいです。
お湯でいれたレギュラーコーヒーを氷で冷やすので品質劣化が起こりやすいです。
豆から淹れたコーヒーなどは余ると捨てるのがもったいなく感じるかもしれません。
しかし、時間経過でかなりまずくなっていると思いますので、思い切って捨てしまうのが無難です。
カプセル式アイスコーヒーの場合(コーヒー粉)
カプセル式の場合は賞味期限切れでもあまり大きく変化はないでしょう。
もちろん味の劣化はありますが、他に比べるとまだマシと言えます。
カプセル式の場合は中身がコーヒー粉のため、腐敗するといったことは考えにくいです。
雑菌の繁殖といったことも考えにくいです。
密閉されているため、コーヒー粉の酸化などもゆるやかなものと言えます。
賞味期限が気になるならカプセル式がおすすめ
カプセル式コーヒーメーカーですが、以下の3点有利なのでおすすめです。
- 誰でも簡単使いやすい
- 賞味期限も長い
- 美味しいコーヒーが飲める
カプセル式コーヒーでアイスコーヒーを飲むならドルチェグストやドリップポッドがおすすめ、詳しくは下記の記事をチェックしてみてください。
ネスカフェドルチェグストについてはこちら
UCCドリップポッドについてはこちら
賞味期限切れのコーヒーの活用方法を紹介
賞味期限切れのアイスコーヒーはどうしたら良いでしょうか。
ここで扱うのはペットボトル入りの未開封品における話となります。
とりあえずまずは状態を確認しましょう
開けて異臭がする場合や品質に変化がある場合は避けるのが無難です。
風味の劣化などは避けられませんが、
身体に影響がある度合まで達していることはなかなか無いと思います。
しかし、匂いや状態に変化がある場合は危険ですので廃棄してください。
そのまま飲む、料理に使う
そのままアイスコーヒーとして飲むのも良いですが、
どうしても味の劣化は感じます。
端的に言うとまずいと思います。
砂糖やミルクを入れたり、コーヒーゼリーにしたり、料理に使ったりすることがいい使い道の候補でしょう。
まとめ
本記事で紹介した内容をまとめると以下の通り。
- 未開封ペットボトルは半年~1年ほど。期限が切れてても飲めないことはない
- 開封済みペットボトル大→2~3日で飲み切る必要あり
- 開封済みペットボトル小→口をつけて飲むタイプはその日に飲み切る
- 水出しコーヒーは1週間ほどで飲み切る必要あり
- 急冷式アイスコーヒーは淹れたその日に飲み切る必要あり
ただし、保存条件により状態が変わる場合がありますので、迷ったら捨てるようにしましょう。