普通のコーヒーでよくないって思っちゃうけど、少量でも満足できるくらい美味しいのかな?
本記事の内容
- エスプレッソはなぜ少量なのか解説します。
- エスプレッソを美味しく飲む方法について
この記事を書いている私は元コーヒー店員の無類のコーヒー好き。
実体験や書籍等で得た知識を元にしています。
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エスプレッソはなぜ少量なのか解説
エスプレッソが少量なのは
- 20~30秒くらいの短い時間で圧力をかけて抽出するから
- 抽出の際に一番旨味のある部分のみを抽出しているから
- 少量でも満足できるコーヒーの原液のようなものだから
お酒でなんかでも度数の高いものは少量でいただくことが多いですよね。
エスプレッソは少量でも満足できる理由
エスプレッソは少量ですが、少量で満足できるコーヒーなんです。
以下の理由があげられます。
- コーヒー豆の使用量は通常のレギュラーコーヒーと同じ
- 圧力をかけて少量のお湯で抽出しているため、非常に苦味やコーヒーの香りが濃い
物は試しに飲んでみると非常に濃いのがわかります。
エスプレッソの提供はデミタスカップという通常のコーヒーカップの半分程度のカップで提供されます。
これが、30ccくらい。
通常のレギュラーコーヒーは120cc~150ccくらいですから、コーヒー豆の量が同じことを考えると4~5倍濃いということになりますね。
ごくごく飲むものではなく、コーヒーを摂取するという視点で考えれば満たされることはわかっていただけるのではないでしょうか。
でもそんなに濃いなら苦いだけなんじゃ・・・と思いますよね。
エスプレッソは美味しいのでしょうか。
エスプレッソって美味しいの?
エスプレッソは人にもよりますが、美味しく感じる飲み方をすれば、とても美味しいコーヒーです。
それはエスプレッソがコーヒーの一番美味しいところを抽出したコーヒーの原液だから。
通常のコーヒーはお湯を浸透させ抽出させていますが、(おなじみですね)エスプレッソは専用のマシンを使います。
レギュラーコーヒーは2~3分程度で抽出を行いますが、エスプレッソの場合は20~30秒。
圧力をかけて一気に行うことで、少量ながらも旨味やコクが凝縮されたコーヒーの原液のようなエスプレッソが抽出されるわけです。
また、コーヒー豆も通常より深煎りで微細に挽いたものを使うエスプレッソ専用仕様であることが多いです。
では、美味しく飲む方法を解説します。
エスプレッソを美味しく飲む方法について
エスプレッソを美味しく飲む方法は以下の方法があります。
- スプーン1杯の砂糖をいれる本場の飲み方。
- ミルクを入れてスターバックスなどでおなじみのコーヒーにする
詳しく見ていきます。
エスプレッソの基本の飲み方
エスプレッソの基本の飲み方はスプーン1杯程度の砂糖を入れて、かき混ぜずに2~3口で飲んでしまうという方法です。
コーヒーの本場イタリアではこのような飲み方で食後などにすばやくデザート感覚でエスプレッソを楽しんでるためです。
日本では馴染みがないですが、本場イタリアではコーヒーは砂糖を入れて飲むものという認識があります。
そして、コーヒーといえばエスプレッソというほど本場では一般的な飲み物。
砂糖の量はお好みですが、表面の泡の層(クレマ)を崩さずに砂糖をサッと入れ、淹れたての一番美味しい瞬間のうちに2~3口ですっといただく。
お好みでエスプレッソの風味が残った溶けきらなかった砂糖をすくって楽しむそうです。
コーヒーの旨味を堪能できる通っぽい飲み方ですよね。
是非試してみてください。
次は日本でもおなじみの飲み方である、カプチーノやカフェラテにするパターンです。
ミルクを入れておなじみのコーヒーへ
エスプレッソにフォームドミルク(蒸気で泡立てた牛乳)を加えて楽しむ方法です。
おなじみのカプチーノやカフェラテです。
カプチーノとカフェラテの違いはミルクの泡立て具合です。
しっかり泡立てた場合はカプチーノ、軽くの場合はカフェラテに。
ここは好きな方を楽しみましょう。
エスプレッソを組み合わせるのはなにもミルクだけではありません。
シロップやアルコール、アイスクリームなんかでアフォガートもOKです。
エスプレッソはコーヒーの原液のようなもの。
少量でコーヒーの旨味を存分に出せるため様々な組み合わせが楽しめるのもエスプレッソの魅力でしょう。
外でコーヒーを飲む機会があれば思い出してみてくださいね。