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コーヒーフレッシュは体に悪い?噂の真実と安全な代用品を解説

    コーヒー初心者

    コーヒーフレッシュが体にわるいのかが知りたい。

    コーヒーを飲む際に、ついついコーヒーフレッシュを入れちゃいます。体に悪いと聞きました本当でしょうか

    粉状の商品もありますが、同じようなものなのですか?

    バリスタネコ
    こういった疑問に答えます。

    本記事の内容

    • コーヒーフレッシュってそもそもなに?クレマトップやスジャータとの違い
    • コーヒーフレッシュの成分
    • コーヒーフレッシュが身体に悪いと言われる理由
    • 安全性に配慮されたコーヒーフレッシュとは?
    • コーヒーフレッシュに変わるものを紹介

     

    コーヒーを飲む際についついコーヒーフレッシュを入れている方もおおいのではないでしょうか。

     

    しかし、このコーヒーフレッシュには良くない話がつきまといます。
    体に悪い・がんになる・・・などなど

     

    そういう話を聞くたびに使っていて大丈夫なのかと不安になりますよね。
    今回はそんなコーヒーフレッシュについて解説していきます。

     

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    目次

    コーヒーフレッシュとは?クレマトップやスジャータとの違い

    そもそもコーヒーフレッシュとはなんでしょう。wikiにはこう記載があります。
    コーヒーフレッシュもしくはフレッシュは、コーヒーなどに加える小型のクリームを意味するポーションクリームで、食品分類上の区分は「植物性油脂食品」や「植物油脂クリーミング食品」である。

     

    植物性油脂であるため、ミルクではありません。

    また、コーヒーフレッシュと同時にクレマトップやスジャータという言い方も聞いたことがあるのではないでしょうか。

    これらは商品名になるので、総称だとコーヒーフレッシュが正しいです。

     

     

    クレマトップやスジャータは商品名

    コーヒーフレッシュは各メーカーから販売されています。

    販売元によって名称は異なります。参考までに各メーカーのコーヒーフレッシュを紹介します。

     

    液体タイプ

    • ネスレ・・・クレマトップ
    • めいらく・・・スジャータ
    • メロディアン・・・メロディアン(ミニ)
    • キーコーヒー・・・クリーミーポーション(キークリーミー)

     

    粉末タイプ

    • ネスレ・・・ブライト
    • 森永・・・クリープ
    • AGF・・・マリーム
    • UCC・・・コーヒークリーミーカフェプラス

     

    商品名からわかるように、液体タイプと粉末タイプが存在します。

    違いはあるのでしょうか、解説しています。

     

     

    コーヒーフレッシュには液体と粉末がある

    コーヒーフレッシュには液体タイプと粉末タイプがあります。

     

    温かいコーヒーにも冷たいコーヒーにも使える

     

    持ち運び・保存が容易

    温かいコーヒーにのみ使用可能

     

    粉末タイプはクリーミーパウダーと呼ばれますが、コーヒーフレッシュと同じと考えてOKです。

    シーンごとに使い分ける感じになります。

     

    では、本題であるコーヒーフレッシュの成分について解説しています。

     

    コーヒーフレッシュの成分

    コーヒーフレッシュの基本的な成分は以下の通り。

    • 植物油脂
    • 砂糖
    • 脱脂粉乳
    • カゼイン
    • Ph調整剤
    • カラメル色素
    • 香料
    • 乳化剤

    ※メーカーによって一部異なる場合があります。

     

    体に悪そうな添加物などを使っているように見えますが、実際は自然由来の添加物を使っているため、敏感になる必要はないです。
    コーヒーフレッシュの成分の多くは植物性油脂です。

    食品分類上の区分でも、”植物性油脂食品”という扱い。

     

    つまり、見た目はミルクっぽく見えてますが、油です。

     

    油と水を乳化剤で混ぜ合わせて、ミルクっぽい姿になっているのです。

     

     

    コーヒーフレッシュが身体に悪いと言われる理由

    この記事の結論にはなってしまいますが、先に言わせてください。
    コーヒーフレッシュは言われているほど悪い影響もないので、安全といえます。

     

    常識的に考えられない量を毎日摂取すれば、影響はあるかもしれませんが、通常使う量では影響を受けることはないでしょう。

    ではなぜ、コーヒーフレッシュが身体に良くないと言われることがあるのか、以下の理由によるところでしょう。

    • コーヒーフレッシュそのもののカロリー
    • トランス脂肪酸
    • 乳化剤

     

    それぞれ詳しく解説していきます。

     

    カロリー

    第一の理由として、コーヒーフレッシュそのもののカロリーがあります。

     

    コーヒーフレッシュはミルクではなく、油が主成分であるため、カロリーは高いです。

    1個あたり、メーカーによって異なりますが、おおよそ15キロカロリーくらい。

     

    そもそも油を摂取するということに、良いイメージがないのかもしれませんね。

     

    トランス脂肪酸

    コーヒーフレッシュが身体に悪いという話で槍玉に上がるのが、トランス脂肪酸について。
    トランス脂肪酸植物性油脂精製の際に生じる成分で、多く摂取することで血管疾患などを引き起こすと言われているものです。
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    このことから、植物性油脂にはトランス脂肪酸が含まれているから良くないとよく言われます。
    ただ、量が量ですので問題ありません。

     

    参考までに農水省が定めるトランス脂肪酸の1日の摂取量は2g程度と言われておりますが、対してコーヒーフレッシュのトランス脂肪酸は0.05g以下。

     

    多量摂取しなければ問題ないです。それより他のお菓子などの食品からの摂取の方が割合としては高いでしょう。

     

    乳化剤

    乳化剤に含まれる、ショ糖脂肪酸エステルも同じように指摘される成分。
    ショ糖脂肪酸エステルは発がん性や肝臓疾患等に影響があると言われていました。
    しかし、後の研究により、健康被害との因果関係が証明できないことが明らかになっています。
    また、FAO/WHO食品添加物専門家会議(JECFA)において、食品を通じてヒトの健康に影響を与えるものとは考えられないとの評価があります。
    つまり、安全な成分と位置づけされています。

     

    なお、コーヒーフレッシュで使われている乳化剤ですが、ショ糖脂肪酸エステルだけではなく、カゼインなど別の成分が使われているものもあります。
    表記上は乳化剤としか書いていないので、メーカーのサイトなどみないとわからないんですけどね。

     

     

    安全性に配慮されたコーヒーフレッシュとは?

    結論として、通常使う分には何の問題もないコーヒーフレッシュですが、何かと敏感に気になってしまう方はいらっしゃると思います。

    そんな方向けに、メーカー側が安全に配慮したコーヒーフレッシュがありますので、参考までに紹介していきます。

     

    あまり美味しくないコーヒーでもそこそこの味にしてくれるコーヒーフレッシュです。
    無理に辞める必要はないのかなと個人的には思いますよ。

     

    無添加のコーヒーフレッシュはあるのか?

    残念ながら、無添加のコーヒーフレッシュは存在しません。

    無添加にこだわるのなら、一番おすすめは動物性の生クリームを使うこと。

    割高ですが、一番コーヒーフレッシュに近い味わいになります。

     

    トランス脂肪酸ゼロのコーヒーフレッシュ

    添加物ゼロのコーヒーフレッシュはありませんでしたが、トランス脂肪酸ゼロのコーヒーフレッシュはありますので、参考にしてみてください。

    メロディアンミニ

    液体タイプのコーヒーフレッシュならメロディアンがトランス脂肪酸ゼロを強みにしています。
    他にも極力添加物などを減らす努力をされているので、成分が気になるけど液体タイプのコーヒーフレッシュを使いたいという方にはおすすめです。

    クリープ

    森永乳業のクリープはより植物性由来ではなく、乳製品から作られています。
    クリープに記載されている原材料をみると、乳製品・乳糖のみ記載されており、植物性油脂等
    が入っていないことがわかります。
    そのため、コーヒーフレッシュの”あれこれ”が気になる方はにおすすめの商品と言えるでしょう。

     

    コーヒーフレッシュに変わるものを紹介

    やっぱりコーヒーフレッシュはいやだな・・・という方向けに、代わりになるものを紹介しておきます。

     

    牛乳・生クリーム

    定番ですが、牛乳・生クリームがあります。

    コーヒーに牛乳を注いだものをカフェオレと言います。

    定番ですね。

     

    ただし、牛乳を淹れるとコーヒーが薄まりますので、気になる方は生クリームにしましょう。

    生クリームは動物性が良いでしょう。

    植物性は結局コーヒーフレッシュと同じになってしまいますから。

     

    関連記事カフェラテとカフェオレの違いをコーヒー店員がざっくり解説

     

    豆乳

    牛乳だとカロリーが気になる方は豆乳もおすすめです。

    若干生臭くはなりますが、スターバックスでもミルクを豆乳に変えてくれますし、コーヒーにはメジャーなやつ。

    健康にも良いのでおすすめです。

     

    関連記事コーヒーに豆乳を入れると男性にも良い効果があるのでおすすめです

     

    本記事のまとめ

    この記事では以下の内容について紹介しました。
    • コーヒーフレッシュ(クリーミーパウダー)には液体タイプと粉末タイプがある。
    • コーヒーフレッシュは植物性油脂と水を乳化剤で混ぜ合わせて作っている。
    • 植物性油脂(トランス脂肪酸)や乳化剤(ショ糖脂肪酸エステル)は体に良くないといわれるが、フレッシュ程度なら気にする必要はない。
    • どうしても気になるなら、メロディアンかクリープ・または牛乳などを使うと良い。

     

    コーヒーフレッシュもクリーミーパウダーも今まで使っていた人は今までどおり、避けていた人は無理して避ける必要はないと思います。

     

    もちろん添加物などが入っていますし、元は油であることは事実ですから、体に良い商品とは言えず、摂取のしすぎは健康を害する可能性があります。
    しかし、通常摂取している分には、体に悪い影響があるわけではないです。

     

    使いたいけど気になってしまうって方がいれば、メロディアンやクリープを使うのが良いのではないかなと思いますよ。

     

    本記事が皆さんのためになれば幸いです。
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