水筒にコーヒーを入れると金属が溶け出して金属中毒になると聞きましたが事実でしょうか。
事実ならとても怖いです。
そして、コーヒーを持ち運びできる水筒はあるのですか?
この記事をよんでわかること
- 水筒にコーヒーを入れるのは危険って本当なのか
- コーヒー持ち運びにおすすめの水筒
- コーヒーを水筒で持ち運ぶ際に注意したいこと
中が金属の水筒にコーヒーを淹れるのはなんとなく危険な感じがしますよね。
本記事では気になるコーヒーと水筒の関係を深堀してわかりやすく解説していきます。
「すぐにコーヒー持ち運びにおすすめの水筒をチェックしたい」という方は『コーヒー持ち運びにおすすめの水筒』をタップすると該当箇所に飛べます。
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水筒にコーヒーは危険って本当?
水筒に酸性の飲み物(コーヒーやスポーツドリンクなど)を入れていると、中の金属が溶け出して身体に悪影響を与えるという話があるそうです。
はたして本当なのでしょうか、解説していきます。
巷で言われている危険な話
前にも出てきましたが、水筒にコーヒーを入れて持ち運びすることで内部の金属が傷つき、金属成分が溶け出すことで身体に悪影響を与えてしまう。
また、口をつけて飲むため、口内の雑菌が水筒内で繁殖してしまうなどです。
確かに一定の根拠がありそうですよね、
研究機関やメーカーの考えは?
結論から言ってしまうと、金属が溶けてしまい、身体に害を及ぼすことはないそうです。
メーカー担当者や健康安全センター担当者などのコメントがありますから、身体に影響が出るというのはデマ情報であると考えられますよね。
以下引用になります。
やはり、金属製の水筒にスポーツドリンクを入れるのは危険なのか。J-CASTニュースが18年7月25日、上述の東京都健康安全研究センターの担当者に聞くと、
「基本的には、金属製の水筒であっても内部にコーティングが施されている製品がほとんどですので、スポーツドリンクを入れたからといって、金属が溶け出すことはほぼないと考えています」
と説明。実際、類似の中毒事例の報告は「近年はほとんどありません。おそらく、08年の事例が最後だと思われます」という。
ただ担当者は、「今は少なくなっているかと思いますが、銅製の水筒では注意が必要です。内部に傷がついていて、酸性の液体を長時間入れていると、中毒の恐れはあります」とも指摘。一方で、
「水筒の素材がアルミや鉄であれば、少量の金属が溶け出したとしても中毒を起こすことは考え辛いです。よっぽど大きな傷が内部についているのであれば、話は別ですが」
とも話していた。引用元:https://www.j-cast.com
こちらはコーヒーよりも酸性度が強く、さらに塩分が含まれるスポーツドリンクに対する見解です。
メーカーやプロの方が一般使用においては酸性飲料を入れても問題ないとお墨付きなので、問題はないと言えるでしょう。
ただし、100%安全というわけではないことはわかります。
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水筒にコーヒーをいれるなら一番重要なのは衛生面
重要なのは衛生面をきちんとしておくこと、水筒なんかはついつい洗い忘れてしまうことも多いですよね。
洗い忘れの積み重ねがリスクになることを把握した上で水筒を利用するべきでしょう。
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水筒に入れても問題ないとわかれば一安心ではないでしょうか。
せっかくならば、コーヒーを入れて持ち運ぶことができるコーヒー向けの水筒を使いたいですよね。
では、どんな水筒がおすすめなのかについて、これからは解説していきます。
コーヒー持ち運びにおすすめの水筒
結局のところコーヒーを水筒に入れても安全なんですが、せっかく持ち込むなら専用水筒を使った方がいいです。
やはり水などに比べるとコーヒーなどの酸性飲料は内部を痛めてしまう速度が早いことは否めません。
また、水筒の形状によっては洗い残しが発生しやすいものもあり、衛生面のリスクも考えられます。
しかし、コーヒー用水筒であれば、上記が加味されています。
リスクを抑えることができるだけでなく、コーヒーが美味しく飲めるよう設計されていますので、一石二鳥ではないでしょうか。
定番はカファのタンブラー
コーヒー用水筒の定番は、カファのタンブラーがコーヒー用としては有名な水筒です。
カファのコーヒー用水筒は、コーヒーを美味しく飲める水筒というキャッチフレーズで作られた商品。
匂い移りがしにくく、飲み口が広いので熱いコーヒーが飲みやすいのももちろんですが、大きい氷も入れることができるので、アイスコーヒーにもぴったりです。
ボトル内面にテフロン加工が施してあるため、耐用回数もしっかりしていますし、加工が強く剥げにくいのも特徴。
当然真空構造のため、当然保温と保冷はしっかりやってくれる水筒です。
なお、もっと詳しくコーヒー用水筒について、以下のページでも解説しています。
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コーヒーを水筒で持ち運ぶ際に注意したいこと
適切に扱えば、水筒にコーヒーを入れることに問題はないです。
ここからは、より安全にコーヒーを水筒で持ち運ぶために、注意しておきたいことを解説していきます。
- 入れてはいけない飲み物を把握しておく
- 水筒は飲み口に雑菌リスクあり
- 熱すぎるコーヒーを入れると漏れだす危険性
- コーヒーの風味を損なわぬよう早めに飲み切ろう
入れてはいけない飲み物を把握しておく
「コーヒーしか水筒に入れない」・「コーヒー専用水筒」とするのであれば問題ありませんが、他の飲み物を入れる予定があるなら知っておきましょう。
有名水筒メーカーのサーモスでは、入れてはいけない飲み物を紹介してくれています。
次のものは絶対に入れないでください。
・ドライアイス
・炭酸飲料
内圧が上がり、フタなどが開かなくなる・飛び出す、飲みものがふき出るなどして、けがやものを汚す原因になります。・牛乳・乳飲料・果汁など腐敗しやすいもの
飲みものの腐敗や変質の原因になります。そのまま長く放置した場合、腐敗などによりガスが発生して内圧が上がり、フタなどが開かなくなる・飛び出す、飲みものがふき出るなどして、けがやものを汚す原因になります。・お茶の葉・果肉
すきまなどにつまり、漏れてものを汚す原因になります。・みそ汁・スープなど塩分を多く含んだものや、温めたスポーツ飲料
水筒は飲み口に雑菌リスクあり
口をつけて飲むタイプの水筒の場合は、口内の雑菌が水筒内に入ります。
コーヒーのように温かいと、雑菌繁殖し食中毒リスクがあがります。
半日ほどで飲み切る・捨てるのが良いでしょう。
一本はブラシを常備しておきたいですね。
毎日使うなら週1、最低月1はしっかり洗浄を。
熱すぎるコーヒーを入れると漏れだす危険性
淹れたての熱いコーヒーを水筒に入れると液漏れの可能性がありますので注意しましょう。
キャップを締めた際に内部の圧力が高まり、キャップが開かなくなる・飛び出す、飲みものがふき出る可能性があります。
また、やけどのリスクもありますので、少し冷ましておくのが無難です。
コーヒーの風味を損なわぬよう早めに飲み切ろう
コーヒーは淹れた直後からどんどん風味や味わいが低下していきます。
淹れてから時間たち、冷えたコーヒーをのんでまずいと思った経験はありますよね。
水筒の保温効果で多少は長く飲めますが、空気に触れているため確実に劣化はしています。
なるべく早く飲み切るのがベストです。
本記事のまとめ
最後に本記事についてまとめます。
この記事では以下の内容について解説してきました。
- コーヒーなどを水筒に入れると、食中毒になるという話があるが、信憑性はない。
- 不衛生が原因で内部の腐敗や液体の腐敗は十分考えられる。
- コーヒー用の水筒を使って美味しくコーヒーを飲みましょう。
- 食品である以上リスクはあるので、しっかり注意事項を守ろう
本記事が貴方の参考になれば幸いです。