コーヒーを入れる際の豆の量は大さじ何杯か知りたいです。
コーヒー豆用のスプーンがありませんので・・・
また、大さじ以外にも代替可能なものがあれば知りたいです。
この記事を読んでわかること
- コーヒーを淹れる際の豆(粉)の量は大さじで計るポイント
- コーヒー豆を計るのに使える身近な道具がわかる
この記事は元コーヒー店員の私が、実際にコーヒーを淹れる際の参考情報として、作成しました。
コーヒーを淹れる際に、どうやって豆の量を計ろうか困っている方はチェックしてみてください。
コーヒー1杯の豆の量はもちろん、代表品を用いたはかり方まで解説していますので、覚えちゃえばどこでも、計量ができるようになりますよ。
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ドリップコーヒー1杯分の豆の量はは大さじ2杯分である
結論から言ってしまうと、コーヒー1杯分(180ml)に必要なコーヒー豆の量はすりきり大さじ2杯分(10g)です。
補足知識を含めてもう少し詳しく解説していきたいと思います。
ドリップコーヒー1杯に必要な豆の量とは
コーヒー1杯に必要な豆の量は10g、これは大さじでいうと、おおよそすりきり2杯分になります。
ちなみにお湯の量は140ml~180mlになります。
各コーヒーメーカー(チェーン)のサイトを見ると、推奨分量が表示されています。
また、コーヒーに関する書籍にも大体10gとされています。
有名コーヒーブランドのおすすめ量を見てみましょう。
スターバックス
180mlの水に対して大さじ2杯(10g)のコーヒーの粉がスターバックスのおすすめです。
スタバのコーヒーは焙煎度合いが強い、いわゆる濃いめ・苦めのコーヒーなので、水の量は少し多めなのかもしれません。
UCC
カップ一杯分(約140cc)あたり、10~12gが適量です。
キーコーヒー
分量は、1杯分=粉10g:出来上がり量120㏄です。
濃さは完全に好みですが、おおよそコーヒー豆の量は10g程度というのは共通ですね。
若干の差はコーヒー豆の焙煎度合いや好みで変えてもOK。という感じで問題ないでしょう。
実際に10gコーヒー豆を計ってみた
せっかくなので実際に計ってみました、参考にしてみてください。
大体これくらいの量を2回すくって・・・
11gでした。いい感じではないでしょうか。
補足:mlとCCについて
コーヒーの量を示すときにmlとCCという2つの単位が使われることがありますが、実際の量は同じです。
つまり100mlは100ccいうこと。
今はccって単位はあまり使わないそうです。(様々な表記がmlになっているはずです。)
コーヒー豆を挽いた粉の場合は大さじ何杯?
コーヒー粉の場合も豆と同じですりきり2杯でOKです。
粉状で大さじ計量した場合の方が若干多くなりますが、誤差の範囲内です。
こちらも実演してみましたので、参考にどうぞ。
すりきり大さじ2杯で計量してみました。
9gでした。
少し足したら10gでしたので、私のはかり方が悪かったのかもしれませんね。
豆も粉もほとんど変わりないことがわかっていただけたと思います。
レギュラーコーヒーについて、もう少し詳しく知りたい方は、下記のページもチェックしてみてください。
≫コーヒー1杯で何グラムの豆が必要?一人分購入時の目安など教えます。
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インスタントコーヒーの場合の計り方
ついでにインスタントコーヒーの場合も見てみましょう。
インスタントコーヒーの場合は、ティースプーン1杯分が適量になります。
大さじなら3分の1程度、小さじ1杯程度でしょうか。
この分量はインスタントコーヒーの適量である1.5~2gを計るための方法です。
日本インスタントコーヒー協会
コーヒーカップ(約140ml)に適量のインスタントコーヒーは小さじ1杯(約2g)ですが、お好みで味を加減してください。
インスタントコーヒー協会:https://instant-coffee.org/nyumon/howto_1/
インスタントコーヒー協会ではこのように紹介されていますので、2g程度が適量です。
コーヒーカップ1杯分なので、マグカップでインスタントコーヒーを飲む場合はスプーン1杯では足りないと思います。
お好みで、1.5~2杯程度いれましょう。
ちなみにインスタントコーヒーの正しい淹れ方は下記の記事で詳しく解説していますので、気になる方はどうぞ。
せっかく飲むなら美味しいインスタントコーヒーを飲みませんか?
厳選してわかりやすく紹介しています。
関連記事:【リピート確定】めちゃくちゃ美味しいインスタントコーヒーを7つ紹介
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インスタントコーヒーの場合は、こさじ1杯(ティースプーン1杯)程度が適量。
コーヒー豆をはかる際に使える身近なものとは
コーヒーを淹れる際の豆の計量ですが、ほかにどのようなもので代替できるのでしょうか。
身近なものとして以下の3つを紹介させていただきます。
- はかり
- ティースプーン・カレースプーン
- ペットボトルのキャップ
それでは説明していきます。
コーヒー豆を計量するアイテム:はかり
まずははかりですが、これは言うまでもないですね。
10g計ってみてください。
ついでに水(お湯)の量も図っておきましょう。
ちなみにコーヒーを淹れる一連の動作をはかりの上で行うとスムーズに美味しいコーヒーを淹れることができます。
豆の量から蒸らしの量まできっちり図るとおいしいコーヒーができますよ、おすすめの手法です。
ちなみにコーヒー用のはかりはそこまで高くないので、よく飲むなら1個持っておくことをおすすめします。
わたしもこれ使っています。
そのほかコーヒーに必要な器具等は下記のページでも詳しく解説していますので、チェックしてみてください。
≫【コーヒー初心者向け】おすすめ器具と知っておきたいことまとめ【家でも失敗しない】
コーヒー豆を計量するアイテム:ティースプーン・カレースプーン
大さじのスプーンもないよって場合はティースプーンやカレースプーンでも応用可能です。
- ティースプーンの場合は7杯
- カレースプーンの場合は2杯
それぞれ摺り切り程度で。
若干の誤差は出ますが、お湯の量等でカバーできる範囲です。
ティースプーンはサイズにもよりますが1.5~2g程度の計量が可能。
カレースプーンは大さじ1杯と同等といわれています。大さじ同様に使います。
ティースプーン・カレースプーン両方実際に試してみました。
1杯目は2gでしたが、7回分計ると・・・
11gに落ち着きました。
カレー用スプーンですが、1杯5~6g程度でした。
画像は2杯目です。
コーヒー豆を計量するアイテム:ペットボトルのふた
最後はペットボトルのふたです。
ペットボトルのふたを使う場合は4杯でコーヒー1杯分になります。
ペットボトルのふたは規格がほとんど同じなため、一定量を図ることができます。
ペットボトルのふたは大さじ0.5杯の計量が可能ですので、コーヒー豆を4回すくえばコーヒー1杯分ということになります。
もちろん試してみました。
都合上若干サイズが違うものを使わざるおえませんでした。
浅いタイプではない普通のものであれば4杯でいけそうです。
ここまでいろいろ紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
正直言ってしまうと、安いので1本くらいコーヒー用計量スプーンを持っておくといいと思いますよ。