コーヒーをたくさん飲みたいが、摂取のしすぎが心配だから、カフェインレスのコーヒーを考えています。
できれば自宅にあるコーヒーで作れると良いんだけど、自宅でデカフェのコーヒーを作れますか?
あと、デカフェ(カフェインレスコーヒー)はまずいって本当ですか?
この記事の内容
カフェインレスコーヒーはまずいって本当?
この記事を書いている私は元コーヒー店員のコーヒーマニアです。
仕事で得た知識や書籍などで入手した情報を元にして紹介しています。
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自宅でもデカフェコーヒーを作ることはできるのか
結論から言ってしまうと、自宅でデカフェしたコーヒー、つまりカフェインレスコーヒーを作ることはできません。
カフェインレスコーヒーを飲みたいのであれば、処理された(デカフェの)コーヒー豆(粉)を買うしかないです。
では、理由などを解説していきます。
デカフェコーヒーを作る方法とは?
結論から言ってしまうとカフェインレスのコーヒーを自宅で作ることはできません。ということでした。
これは、デカフェ処理、いわゆるカフェインを抜く工程が自宅では再現不可能だからです。
カフェインレスのコーヒーはカフェインを含んだ通常の豆に脱カフェイン処理を施す必要があります。
方法としては
・有機溶媒による抽出(薬品を通してカフェインを抜く)
・超臨界二酸化炭素抽出(二酸化炭素を使ってカフェインを抜く)
という方法があるのですが、どれも特殊な薬品や大規模な機械が必要となるため、家庭でできるものではありません。
しかし、将来的には自宅で楽しめるようになることが来るかもしれません。
なぜなら、品種改良によりカフェインをはじめからもたないコーヒー豆の研究も行われているのです。
このため、将来的にはまだしも、現状では自宅で買ってきたコーヒー豆をデカフェ処理することはできません。
では、自宅でデカフェコーヒーを楽しむにはどのような方法があるでしょうか。
なお、カフェインレスコーヒーについて知っておきたい方がいれば下記の記事もあわせてどうぞ。
自宅でもデカフェコーヒーを楽しむ方法
自宅でカフェインレスコーヒーを飲むためには、すでにデカフェ処理されたコーヒー豆やインスタントコーヒーを買うしか方法はありません。
普通のコーヒー豆と大して値段も変わりません。
上で説明した大掛かりな処理が必要なのにもかかわらずです。ありがたいですよね。
しかしこのデカフェ処理されたコーヒー豆、あまり美味しくない・風味が劣るなんて声も聞かれる代物です。
これは本当なのでしょうか。
そんなことはありません、続いて解説していきたいと思います。
カフェインレスコーヒーはまずいって本当?
カフェインレスコーヒーは脱カフェイン処理していないコーヒーと比較して一般的に比べて一般的に味や風味が劣ると言われています。
デカフェコーヒーを作る方法の項目でも紹介しましたが、何かしらの媒体を使って、カフェインをを除くのですが、その際に他の成分もあわせて抜けてしまうためです。
また、カフェイン自体の身体へのいい影響がないことも原因にはあるかもしれません。
しかし、コーヒー豆選びや淹れ方をきちんとするなど、基本を押さえれば満足行くコーヒーが飲めますので、カフェインレスコーヒーに興味がある方は読み勧めてみてください。
デカフェコーヒーを美味しく飲む方法
ですから、なるべく良いコーヒーを選ばなければ、ただの苦いお湯としか思えないようなことにもなりかねませんよね。
コーヒーの選び方ですが、多くの食品のように、値段と品質は比例します。
インスタントコーヒーはただでさえ風味が落ちるので、デカフェコーヒーを選ぶ場合は避けたほうが良いでしょう。
あわせて、脱カフェイン処理にこだわりたい方は、表示があるものを選びましょう。
選ぶべきは、二酸化炭素を用いて脱カフェイン処理をおこなっているものになります。
市販のカフェインレスコーヒーのおすすめを紹介
カフェインレスコーヒーはレギュラーコーヒーがおすすめです。(インスタントタイプはおすすめしません)
デカフェ処理された豆を選ぶか、デカフェ豆を使ったドリップタイプを選ぶかは、生活スタイルにあわせてどうぞ。
参考までにおすすめをピックアップしました。
スターバックス ハウスブレンドデカフェ
スターバックスで飲むいつもの味に近いです。
カフェインレスだとなかなか売っていない場合がありますが、こちらは近所の店舗で購入することができるので、便利ですよね
店舗まで行くのが面倒な場合はネットでも買うことができます。
UCCおいしいカフェインレス
ネットなどでも評価が高いコーヒーです。
ドリップですので、お手軽に楽しむことができます。
また、インスタントコーヒー版もあるので、インスタント派はこちらですね。
ドルチェグストカフェインレス
イチオシはドルチェグストシリーズのカフェインレスカプセルです。
独自製法で挽きたてのような風味を楽しむことができます。
カプセル式ですので、処理等もとても楽です。
ドルチェグストやカプセル式コーヒーマシンについては、本記事の最後か下記記事をあわせてどうぞ。