ドリップポッドは他のコーヒーマシンと互換性はありますか?
ドリップポッドを欲しいなと考えているのですが、ドルチェグストやキューリグのカプセルも使えたりするのでしょうか?
また、互換性のあるマシンがあれば知りたいです。
こういった疑問に答えます。
- ドリップポッドの互換性、他のマシン・他のカプセルは使えるかがわかる。
- 多種類のコーヒーを飲みたいならドリップポッドがおすすめな訳
- 他社製(サードパーティ製)のカプセルについて
この記事を書いている私は元コーヒー店員でドリップポットを実際に使っています。
使っている側の意見として本記事を書いています。
ドリップポッドに互換性あるの?(他メーカーのカプセルはつかえるの?)
ドリップポッドの互換性と言えば、
- ドリップポッド(マシン)で他社製のカプセルを使うことができる。
- 他の競合マシンやコーヒーメーカーでもドリップポッドのカプセルを使うことができる。
という2種類の互換性が考えられますが・・・
結論としてカプセルやマシンに関する互換性は全くありません。
詳細を解説していきます。
なお、当然ですが、ドリップポッドDP2とDP3間では同じカプセルを使うことはできます。
ドリップポッドの機種である、DP2とDP3の違いなどは、UCCドリップポッドDP3とDP2の3つの違いを解説。選ぶべきは…にて解説しています。
ドリップポッド以外のおすすめコーヒーマシンはこちらで紹介していますので、コーヒーマシンを探している方はぜひ参考にしてみてください。
ドリップポッドと他メーカーの互換性はなし
繰り返しになりますが、ドリップポッドで他メーカー、例えばドルチェグストやネスプレッソなどのカプセルを使うことはできません。
なぜなら、カプセルの形が全く違うからです。
実際に見てみましょう。
三者三様であることが見て取れますよね。
まず形と大きさが違います。
ドルチェグストのカプセルはドリップポットのカプセルより一回り大きく、厚さは倍くらいあります。
反対にネスプレッソのカプセルはサイズが半分程度となっています。
そのため、使うことはできません。
余談ですが、カプセルを分解して取り出せば消費できないこともありません。
なぜならドリップポッドには、コーヒー粉用のフィルターがあるから。
ドルチェグストのカプセルもネスプレッソも中身は同じコーヒー豆を挽いた粉。
分解してフィルターに入れると強引ではありますが、使うことはできます。(ただし、ドルチェグストなどのカプセルを開けるのはかなり大変です。)
ドリップポッドのカプセルを使える他メーカーのマシンもありません
ドリップポッドのカプセルを使うことのできるマシンもありません。
理由はマシンのときと同様、カプセルの形が違うから。そもそもセットできません。
ドリップポッドのカプセルは直径5cmくらいでコーヒーフィルターのような紙で覆われているタイプ。
一方他のマシンのカプセルはプラスチックやアルミなどで出来ていています。
材質の違いは抽出方法の違いによるもので、ドリップポッドはドリップ式、ドルチェグストやネスプレッソは圧力式という方法が使われています。
ですから、形を合わせて強引にねじ込んだとしても、ドリップポッドのカプセルを圧力式で使うと破損の可能性があります。
では、ドリップポッドでは多くの種類のコーヒーを味わうことはできないのでしょうか。
そうではありません。ポイントはコーヒー粉用フィルターにあります。
多種類のコーヒーを飲みたいならドリップポッドがおすすめの理由
ここまで互換性の話をしてきましたが、他のマシンも同様で、マシン間の互換性はありません。
理由はカプセルの形という一点に尽きます。
ただ、ドリップポッドにはコーヒー粉用フィルターという心強いアイテムがあります。
このフィルターを用いれば、ドリップポッドで何種類ものコーヒーを簡単に味わうことができちゃいます。
ドリップポッドのコーヒー粉用フィルターとは
ドリップポットの特徴として、専用のコーヒー粉フィルターがあります。
これを使うことで、コーヒー粉からマシンでドリップすることが可能となっています。
通常販売されているカプセル以外もコーヒーが飲めるということになりますので、マシンの汎用性が広がります。
なお、コーヒー粉用のフィルターはほかのカプセル式マシンにはない機能です。
ドリップポッドに社外品カプセルはある?
ドルチェグストやネスプレッソには安価な社外品のカプセルというのが存在しています。
こんなのや
これでもですね。
いわゆる、公式メーカー以外の第三者が販売しているカプセルになります。
ドルチェグストやネスプレッソは上記のように存在しているのですが、ドリップポッドには現状、社外品カプセルは存在しません。
ただし、社外品のカプセルがあるからといっても、使う機会はありません。
そもそも本家に味が劣りますし、抽出に失敗するケースが多いです、
また、社外品を使って破損した場合は、保証対象外に当然なってしまいますので、リスクを負って使う価値はないです。
そのため、社外品のカプセルがない点はあまり気にしなくていいでしょう。
まとめ
当ページでは、ドリップポッドの互換性について解説してきました。まとめると以下の通りになります。
- ドリップポッド(マシン)で他社製のカプセルを使うことはできない。
- 他の競合マシンやコーヒーメーカーでドリップポッドのカプセルを使うことはできない。
ということでした。
互換性はなくとも、コーヒー粉フィルターのおかげで今までのカプセル式マシンに無い汎用性を持っているのがドリップポッドの良い点です。
参考になれば幸いです。
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