コーヒー牛乳とカフェオレの違いを簡潔に説明します。

コーヒー牛乳とカフェラテの違いが知りたい

コーヒー牛乳とカフェラテってコーヒーと牛乳で同じようなものですよね。

なぜ違う名称なのか知りたいです。

コーヒーと牛乳に関してあわせて知っておきたいことがあれば教えてください。

バリスタネコ
こういった疑問に答えます。

本記事の内容

意外と知らない?コーヒー牛乳とカフェラテの違い

コーヒーと牛乳に関してあわせて知っておきたいこと

 

 

意外と知らない?コーヒー牛乳とカフェラテの違い

コーヒー牛乳とカフェラテの違いって意外と知られてないんじゃないかなと思います。

コーヒーと牛乳を混ぜたものには間違いないのですが、細かい部分で大きく異なりますので、解説していきます。

 

コーヒーがメインか牛乳がメインかの違いである

コーヒー牛乳とカフェオレの違いはどちらがメインを張るか、といった考え方をするとわかりやすいです。

 

コーヒーがメインになるのがカフェオレ

牛乳がメインになるのがコーヒー牛乳やフルーツ牛乳です。

 

どちらもコーヒーと牛乳を混ぜ合わせていることには変わりませんが、比率が違います。

カフェオレが1:1であるのに対し、コーヒー牛乳は1:3くらいで牛乳が多いのが特徴。

 

補足的にはなりますが、コーヒー牛乳と世間的に呼ばれるものは砂糖が入っています。

つまり、コーヒー牛乳は牛乳にコーヒーと砂糖を加えたものということになります。

 

ちなみにカフェオレはフランスでよく飲まれる飲み方、一方コーヒー牛乳は1900年台に守山乳業という会社が生産したのが始まり。

また、同時期にアメリカでも販売が開始されていたようですので、日米の飲み物というのが良いでしょう。

 

コーヒー牛乳とカフェオレ、ベースの違いによる成分比較

コーヒー牛乳とカフェオレではベース飲料が異なるため、成分も異なります。

健康や自分の身体への影響が気になるという方もいると思いますので簡単にまとめました。

 

カフェイン量を比較する。

コーヒーの量が異なるので、カフェイン量も異なることになります。

飲料名 量(150mlあたり) カフェイン量
コーヒー牛乳 150ml 15mg
カフェオレ 150ml 45mg
コーヒー 150ml 60~90mg

コーヒー牛乳はカフェオレと比べてかなりカフェイン量が少ないことがわかりますね。

 

カロリーの比較

気になるカロリーも比較するとわかることがあります。

飲料名 量(200mlあたり) カロリー
コーヒー牛乳 200ml 93kcl
カフェオレ 200ml 68kcl
コーヒー 200ml 8kcl

カロリーを比較するといろいろわかってきますね。

まず、コーヒーのカロリーはほとんどありません。カフェオレのカロリーは牛乳によるものですね。

コーヒー牛乳は牛乳成分が多いためカロリーが増しますし、砂糖や油分なども含まれているためカロリーが高くなります。

コーヒー牛乳は甘くて美味しいですが、飲み過ぎは良くないでしょう。

糖分多めの飲料とは上手に付き合いたいですね。

 

コーヒー牛乳とカフェラテ・カプチーノなどとの違いは?

コーヒー牛乳は牛乳メインの飲料であるのに対して、カフェラテやカプチーノはコーヒー(エスプレッソ)メインの飲み物です。

 

カフェラテとカプチーノの違いはエスプレッソに入れるフォームミルク(泡立てたミルク)の分量の差です。

そのため、カフェラテ・コーヒー牛乳・カフェオレすべて別の飲み物ということですね。

しかし、コーヒー牛乳という商標は使えないので(本記事の下のほうで詳しく説明)多くのメーカーがコーヒー牛乳のことをカフェオレやカフェラテと表記して販売しているのが現状です。

コンビニやスーパーで販売されているカフェオレ・カフェラテはコーヒー牛乳と考えるのがいいのかもしれません。

といってもカフェラテに寄せた味わいのコーヒー牛乳などもあるので、一概には言えないですが・・・。飲んで楽しんで見てください。

 

さらにコーヒーの違いを詳しく知りたい方は下記記事もどうぞ。

 

 

コーヒーと牛乳に関してあわせて知っておきたいこと

コーヒー牛乳に関してはほかにも知って欲しいことがありますので、ご紹介いたします。

意外と知らないことも多いのではないでしょうか。

 

コーヒー牛乳という言葉は死語?

この記事でも使ってきたコーヒー牛乳という言葉ですが、実はコーヒー牛乳という言葉は使われないことはご存知ですか?

 

昔はコーヒー味の牛乳にコーヒー牛乳という名称で販売することが許されていましたが、2003年に飲用乳の表示に公正競争規約が定められ生乳100%のものしか牛乳とは名乗れなくなりました。

背景には雪印乳業の食中毒事件があるようですね。消費者からの批判を受けて改善されたものと言えます。

よってコーヒー牛乳という言葉は使われなくなったのです。

 

ちなみに、おなじみの雪印のコーヒー牛乳はコーヒーという名称なんですね。

また、グリコのものはカフェオーレという名称。

他にもご当地のコーヒー牛乳なんかはコーヒーと言う名称やカフェオレ・ミルクコーヒーなど様々な名称ですので、よく見てみると面白いですよ。

 

コーヒー牛乳は香りの秘密・実は体にあまり良くない?

コーヒー牛乳には製造上の特性があるんです。

以下wikiより引用

乳成分の凝固、沈殿を防ぐため pH 5.0 程度のコーヒー抽出液を、pH 6.5からpH 7.0 に調整した後に乳成分を加え殺菌処理が行われる。しかし、そのpH 調整過程でコーヒーの香気成分は失われてしまう。

コーヒー牛乳wiki

つまり、製造上の工程でコーヒーの香りが飛んでしまうということです。

しかし、コーヒー牛乳はコーヒーの香りがしますよね?

香料などで後付しているんです。

色合いについても、コーヒーの量が少ないにもかかわらず牛乳よりもコーヒーに近い色味ですよね。

色合いも調整していると言えるでしょう。

 

また、かなり甘いのがコーヒー牛乳の特徴。

たくさんの砂糖を使っているのは言うまでもありません。

 

以上のことから、ダイエット中や健康状態が気になる方はたまに飲む程度に押さえておくのが無難でしょう。

コーヒー牛乳よりもカフェオレを飲むのがおすすめですよ。

 

本記事のまとめ

最後に本記事について簡単にまとめてみましたので参考にどうぞ。

  1. コーヒー牛乳は牛乳にコーヒーと砂糖を加えた飲み物。
  2. カフェオレはコーヒーに牛乳を加えた飲み物。
  3. メインがコーヒーか牛乳かという違いがあって比率的に言うとコーヒー牛乳はコーヒー:牛乳は1:3くらい。
  4. カフェオレは1:1なのでコーヒーの濃さが大きく違う。
  5. コーヒーの量が違うので成分も異なり、カフェイン量などはかなり違う。
  6. コーヒー牛乳と一般的にいうが、販売上コーヒー牛乳と名乗ることは出来ない。
  7. コーヒー牛乳は砂糖が多く含まれており、香料や着色料も含まれており、飲み過ぎは健康にはよくない。

本記事が参考になれば幸いです。

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