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酸味の少ないコーヒーが飲みたい!豆の選び方や抑え方を解説

    悩んでいる人

    酸味の少ないコーヒーが知りたいです。

    コーヒーの酸味が苦手です。酸味の少ないコーヒーの種類を教えてください。

    他に酸味を抑える方法があれば教えてください。

    バリスタネコ

    このような悩みに答えます。

    この記事を読んでわかること
    • 酸味の少ないコーヒーについてわかる
    • 酸味の少ない品種のコーヒー豆を紹介
    • コーヒーの酸味を抑える方法がわかる
    目次

    酸味の少ないコーヒーと酸味のあるコーヒーの違いって?

    コーヒーの酸味とはなんでしょうか。

    なぜ酸味のあるコーヒーと無いコーヒーがあるのか。

    これを理解するためには酸味の原因を知る必要があり、原因を知れば、酸味を避けてコーヒーを飲むことができます。

    コーヒーの酸味には以下3種類ありますので、まずは苦手な酸味を見つけて対策しましょう。

    • コーヒー豆の酸化によるもの
    • 豆本来の味わいとローストによるもの
    • 適正抽出ができていない

    それでは解説していきます。

    コーヒーの酸味の原因とは?

    コーヒーの酸味が苦手という方で一番多いのが酸化したコーヒーを指しているパターンです。

    コーヒーが劣化することによる酸化とよばれる現象がおこります。

    もし、劣化による酸味(酸化)が苦手な方は正しい感覚ですので、コーヒーの管理に気を使えば問題ないでしょう。

    劣化による酸味ですが、コーヒーは淹れた瞬間から光や熱による劣化が始まり、その中で酸化による酸味が発生します。

    この酸味にはエグみや酸っぱさを感じられるとともに美味みがなくなってしまうんですね。

    酸化現象による酸味を苦手と言っているのであれば、淹れたてのコーヒーをきちん消化しきること、劣化した豆を使わないことを意識すれば問題ないでしょう。

    バリスタネコ

    酸味を避けるための消費期限は、淹れたコーヒーは1時間程度・コーヒー粉は1週間くらいが限度です。

    豆本来の酸味とローストによる酸味とは?

    コーヒー豆は産地によって味わいや風味が異なります。

    酸味や苦み、甘味やフルーティーさなどで表現されることが多いです。

    代表的な酸味を持つコーヒーの産地は以下になります。

    酸味のあるコーヒー
    • エチオピア
    • ケニア
    • タンザニア

    主にアフリカ大陸の国々で生産されているコーヒー豆は酸味が特徴的であることが多いです。

    もし産地で酸味を回避するのであれば、中南米産(ブラジルとか)のコーヒーがいいでしょう。

    コーヒーの味わい表現?

    コーヒーの味わいは果物やほかの食べ物であらわされることが多いです。

    酸味のあるコーヒーの代表的な表現はストロベリーやレモン

    苦み系はチョコレートやナッツなどが代表的

    豆選びの参考にしてみてください。

    また、豆は必ずローストされてコーヒーになります。

    ローストの具合で味わいがかなり異なってきますので、よくローストされた豆を選ぶのが酸味を避けるには必要です。(ローストの話は本記事後半で解説しています。)

    バリスタネコ

    味わい表現を見て好みの味を見つけられるとかっこいいですよね

    抽出に失敗するとコーヒーが酸っぱくなる?

    コーヒーを抽出する際に、適切な抽出がなされないとコーヒーが酸味をもつことがあります。

    コーヒーを淹れる際に苦みや甘味がうまく抽出できず、酸味が多く抽出されてしまうことが原因です。

    起こりうる要因としては、以下の3点が考えられます。

    酸味が抽出される要因
    • コーヒー粉の粒が粗すぎる
    • お湯の温度がぬるい(適正は95度くらい)
    • 粉の量が多すぎたり少なすぎたり

    抽出に失敗したコーヒーはまずいのでわかりやすいですが、気になる方は一度喫茶店などでプロが入れた味と比較するのがいいかもしれませんね。

    バリスタネコ

    正しいコーヒーを飲むならチェーン店よりも個人でやっているお店がおすすめ

    酸味のすくないコーヒー豆の種類とは

    コーヒーは産地によって味わいが変わるということでした。

    酸味が特徴的なコーヒー豆、苦味が特徴・・・など、これらの風味付けは育った土地の気候や土壌などが影響します。

    酸味の少ないコーヒー豆を3種紹介しますので、参考にしてみてください。

    酸味の少ないコーヒーその1 マンデリン

    マンデリンはインドネシアのスマトラ北部で生産されるコーヒーを指します。

    マンデリンは苦味が特徴的なコーヒーです。

    深いコクと苦味があり、甘い物にもピッタリな濃厚な味わいを楽しむことができます。

    酸味の少ないコーヒーその2 ブラジル

    酸味・甘味・苦味のバランスが取れていて、まずは試して欲しいコーヒーの一つがブラジルです。

    名前の通りブラジル産のコーヒー豆。

    三味のバランスが取れていると言ってもブラジルは標高が比較的低いため、酸味は抑え気味なことが多く、酸味が苦手な人にも試してもらいたい。

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    豆派のかたはこちらが良いと思います

    酸味が少ないコーヒーその3 トラジャ

    トラジャはインドネシアのスラウェシ島産のコーヒー豆。

    戦争で市場から消えかけたこともあり、幻のコーヒー豆と呼ばれています。

    酸味が抑えめで深みのある味わいであって、重厚感のある苦味が特徴。

    トラジャはちょっとお高いコーヒー豆ですが、苦味好きな方にファンが多い種です。

    余裕があれば試してみてください。

    トラジャコーヒーについて、もっと詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ。

    ≫トラジャコーヒーって何?美味しいの?幻のグルメコーヒーについて解説。

    おまけ:酸味のすくないインスタントコーヒー

    インスタント派の方もいると思います。

    インスタント派で酸味の少ないコーヒーが好きな方はこちらがおすすめ

    安い上に酸味も少ないです。

    逆にネスカフェゴールドブレンドなどは酸味がありますので、おすすめできません。

    一番美味しいインスタントコーヒーを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    美味しいコーヒーだけでなく、正しい淹れ方も紹介しています。

    参考記事:一番美味しいインスタントコーヒーはどれ?元コーヒー店員が解説

    コーヒーの酸味を淹れ方などで抑える方法

    コーヒーの酸味は上で紹介した豆の種類を前提に、煎り具合と淹れ方でさらに酸味を和らげましょう。

    よくローストされたコーヒー豆を選ぼう

    コーヒーに酸味と苦味は焙煎度合いによって差がありますので、じっくり焙煎された豆を選びましょう。

    コーヒー豆の焙煎(豆を焼くこと)は短いほど酸味を強く感じ、じっくり焙煎するほど、苦味が増していくもの。

    つまり、焙煎度合いが深いものを使えば酸味を避けることができます。

    ミディアムロースト参考

    普段買える豆は中煎り(ミディアムロースト・ハイロースト・シティロースト)という煎り方。

    酸味や苦味をバランスよく感じることが出来る煎り具合です。

    深煎りの豆はツヤが出ていることが多い

    この上が深煎り(フルシティ・フレンチ・イタリアン)になるのですが、見た目も真っ黒のコーヒー豆です。

    この中でもフレンチローストやフルシティローストがおすすめ。

    先に紹介した豆とも相性がいいので、試してみてください、

    豆の種類とかよくわからないよって方は、黒目の豆を選ぶといいです。深煎りされている証拠ですので、酸味は少ないでしょう。

    基本のルールを守れているかチェックしよう

    同じコーヒー豆を使っても酸味が出たり苦みがあったりすることがあります。

    原因はお湯にあります。

    • お湯の温度は低いほど酸味がでます。
    • お湯の量が少ないほど酸味は強くなります。
    • 抽出時間が短いほど酸っぱいコーヒーができます。

    お湯の状態にも目を配ってあげてくださいね。

    酸味が少ないコーヒーの淹れ方とは

    酸味の少ないコーヒーの淹れ方といえば、エスプレッソやアイスコーヒーになります。

    エスプレッソやアイスコーヒーは深煎りした豆を使うのがオーソドックスなため、苦味を活かす淹れ方といえるでしょう。

    また、エスプレッソは少量ですので、すぐに飲み切ることができます。

    アイスコーヒーは熱が無いため、酸化がしにくいです。劣化による酸味を感じにくいところもいいと思います。

    こういう話になると、ドリップでも良いのでは?と思うでしょう。

    そのとおりです。ドリップやフレンチプレスで淹れてもOKです。(エスプレッソで淹れてお湯で割るのも有りです。)

    肝心なのはコーヒー豆の種類と煎り方ですから、淹れ方はアシスト的な話になります。

    当然の話ですが、コーヒー豆は生鮮食品ですので痛みやすいです。

    酸味が苦手な方は特に、新鮮なコーヒー豆で淹れるようにこだわりたいものです。

    なお、コーヒーの入れ方など下記記事でまとめています。

    ≫【コーヒー初心者向け】おすすめ器具と知っておきたいことまとめ【家でも失敗しない】

    バリスタネコ

    コーヒーの酸味が苦手な方は、酸味の感じにくい種類の豆を深煎りしてコーヒーを淹れるようにしましょう。

    淹れ方のおすすめは、エスプレッソやアイスコーヒーになります。

    新鮮な豆を使うことで、すこしでも酸味を感じにくく美味しいコーヒーを飲むことができますよ

    悩んでいる人

    とりあえず、近所のコーヒーショップに行って豆買ってみます。

    コクのあるコーヒーについて、以下の記事で解説しています。

    ≫深みやコクのあるコーヒーが飲みたい!選び方など解説

    まとめ

    バリスタネコ
    本記事の内容をざっくりまとめました。

    コーヒーの酸味の原因

    • コーヒー豆の酸化によるもの
    • 本来の味わいローストによるもの
    • 適正抽出ができていない

    最後に本記事の内容をざっくりまとめました。

    コーヒーの酸味の原因
    • コーヒー豆の酸化によるもの
    • 豆本来の味わいとローストによるもの
    • 適正抽出ができていない

    もともと酸味がする豆を使っていなければ、ちゃんと淹れることで酸味は防ぐことができます。

    酸味の少ないコーヒー豆は以下の3つが代表的です。

    酸味の少ないコーヒー
    • マンデリン
    • ブラジル
    • トラジャ

    参考になれば幸いです。

    悩んでいる人

    酸味の少ないコーヒーを買って飲んでみたいな・・・

    バリスタネコ

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    悩んでいる人

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