フレンチローストってどんなコーヒー?おすすめ銘柄・焙煎度合いを解説

    コーヒー初心者

    フレンチローストについてしりたいです。

    フレンチローストというコーヒー豆がお店にありましたが、どのような味わいでしょうか。

    また、おすすめのフレンチローストのコーヒーを飲んでみたいです。

    バリスタネコ
    こういった疑問に答えます。

    本記事の内容

    • フレンチローストってどんなコーヒー豆?
    • フレンチローストの味わいを解説
    • フレンチローストのコーヒー豆おすすめ5選

     

    コーヒー豆を購入しようとすると、様々な名称で売られていることがありますよね。

    例えばブラジルブレンド・コロンビアブレンド・ハワイコナ・・・なんかだと地名が付いているので、「豆の種類(産地)なんだな。」ということがわかると思います。

     

    しかし、ハイローストやフレンチローストなどローストの名前は、どんな豆か想像できませんよね。

     

    今回はそんなフレンチローストを含むローストについて解説していきたいと思います。

     

    バリスタネコ

    この記事を書いている私は元コーヒー店員です。

    当時の知識などを元に紹介します。

     

    本記事を読んでいただければ、フレンチローストについて、詳しくなれますよ。

     

    目次

    フレンチローストってどんなコーヒー豆?

    早速ですが、フレンチローストとは、コーヒーの焙煎度合いを示します。

     

    まずは次の2つについて解説していきます。
    • コーヒーの焙煎度合いとフレンチローストの位置
    • フレンチローストの由来

     

    バリスタネコ
    記事中段でフレンチローストの味わいやおすすめの豆について解説しています。

     

    フレンチローストはコーヒー豆の焙煎度合いを指す

    フレンチローストとはコーヒーの煎り具合を指します。

     

    フレンチローストの特徴は、他と比較するとかなり深煎り、つまりよく焼いたコーヒー豆。

     

    コーヒー豆の焙煎度合は大きく8種類あって、その中でもイタリアンローストという度合いに続いて2番目によく焼いたコーヒー豆なんです。

     

    深煎りしたコーヒー豆はアイスコーヒーやエスプレッソ、カフェオレなんかに使われることが多いです。

     

    苦味がポイントとなる飲み方で使うためのコーヒー豆と考えるとわかりやすいと思います。

     

    ちなみに、一番深煎りした状態を指すイタリアンローストは豆本来の味わいが消えてしまうため、あまり用いられないです。(逆にイタリアンローストを売りにしている店もあります)

     

    そうなると飲料に適した最深煎りの豆は実質フレンチローストなのかもしれません。

     

     

    コーヒーの焙煎度合いとは?

    コーヒーの焙煎度合いは以下の表をご覧ください。

     

    コーヒー豆の焙煎度合(焼き加減)ごとの特徴や種類などをまとめました。(スクロールできます)

     

    大分類 煎り具合の名称 特徴など
    浅煎り ライトロースト 飲むためではなく、テスト用として用いられる。
    シナモンロースト こちらもテスト用。シナモンのような色合いからこう呼ばれます。
    中煎り ミディアムロースト 酸味が強いコーヒーはミディアムローストがおすすめ。
    ハイロースト 日本で一般的なのがハイロースト。

    酸味も苦味も味わえるので、ブラジルなど味のバランスが良い豆におすすめ

    シティロースト 焙煎が進み、酸味が消え苦味も抑えられた煎り具合。

    すべての豆はシティーローストでOKなため、迷ったらコレ。

    深煎り フルシティーロースト コロンビア・ケニア・ブラジルなどでおすすめできるロースト。

    深煎り好きの人に。

    フレンチロースト 本記事の主役であるフレンチロースト

    カフェラテ・アイスコーヒー・エスプレッソなどにどうぞ。

    イタリアンロースト 一番深い煎り具合のため苦味や香ばしさが強いが、苦いだけということも多い焙煎具合です。

    フレンチロースト同様アイスコーヒーなどに用いることが多いです。

     

    フレンチローストは8段階中の7つ目に位置する深煎りコーヒーです。

     

    簡単に言ってしまえば、フレンチローストでコーヒーを淹れると、かなり苦目のコーヒーが出来上がります。

     

     

    フレンチローストの由来を紹介

    豆知識として、フレンチローストの由来について紹介します。

     

    フレンチローストは名の通り、フランスで飲まれていたコーヒーから来ています。

     

    フランスでは、深煎りで淹れたコーヒーにミルクを淹れて飲むのがメジャー。

     

    コーヒーに牛乳を入れるとお馴染みのカフェオレになります。

     

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    フレンチローストの味わいを紹介(味関係)

    次にフレンチローストを味わう観点から解説していきます。

     

    ここでは大まかに3つ紹介します。
    • フレンチローストで淹れたコーヒーの味わい
    • フレンチローストが合うコーヒー豆
    • フレンチローストに合うコーヒーの淹れ方

    それぞれ解説していきます。

     

     

    フレンチローストってどんな味のコーヒー?

    フレンチローストの味わいを一言で言ってしまうと、苦みの強いコーヒーです。

     

    コーヒー豆の焙煎度合いが進むほど(深煎りになるほど)酸味よりも苦味が強くなり、味も濃いめに。

     

    フレンチローストは最大レベルに深煎りなので、相応の苦みが特徴的。

     

    見た目に関しても、フレンチローストはかなり焙煎が進んだ豆を指しますから、
    コーヒー豆自体も茶色より黒っぽくなり、油分が浮き出てツヤが出ていることが多いです。

     

    余談ですが、豆は焙煎するほど、中の水分が抜けるので、1粒あたりの重さが軽くなります。
    そのため、同じ100gの豆でも、深煎りの方がたくさん入っているのです。

     

    フレンチローストに合うコーヒー豆の産地

    フレンチローストで使われるコーヒー豆はケニアやブラジル・マンデリンなど。

     

    味のバランスが取れているものや苦味がポイントのコーヒー豆を使うのが特徴。

     

    コーヒー豆を買うときに豆の焙煎具合を気にすると美味しいコーヒー豆に出会える確率が上がると思います。

     

    なぜなら、コーヒー自体の味わい(苦味・酸味)を決める大きな要因が焙煎度合だから。

     

    ちなみに、コーヒー豆の種類による特徴と焙煎度合をマッチさせるとなお良いとされています。

     

    タンザニア、エチオピアなどカリブ海系の酸味が特徴的な豆は浅煎りに、

     

    マンデリンなどの苦味が特徴の場合は深煎りにするのがベターですよ。

     

    フレンチローストに最適な飲み方を紹介

    フレンチローストの利用用途についてです。

     

    コーヒーとして飲む際はハンドドリップやコーヒーメーカーで通常通り落とすのもいいですが、
    おすすめはエスプレッソやアイスコーヒーなど。

     

    苦味がポイントとなる飲み方で使うためのコーヒー豆と考えるとわかりやすいと思います。

     

     

    フレンチローストのコーヒー豆おすすめ5選

    フレンチローストのコーヒーを飲んでみたいという方向けに、比較的手にしやすいコーヒーの中から、おすすめをセレクト。

     

    購入時の参考にしてみてください。

     

    入手しやすく、美味しいフレンチローストおすすめ5選
    • カルディコーヒー マンデリンフレンチ
    • カルディコーヒー リッチブレンド
    • スターバックスフレンチロースト
    • 土居コーヒー フレンチロースト
    • 成城石井フレンチロースト

     

     

    カルディコーヒー マンデリンフレンチ

    画像参照元:カルディコーヒーオンラインショップ

    おすすめその1ですが、カルディコーヒーのマンデリンブレンドです。

     

    カルディコーヒーは全国展開されているので購入しやすいのではないでしょうか。

     

    マンデリンフレンチは、インドネシアのコーヒーであるマンデリンをフレンチローストしたコーヒー。

     

    マンデリンの特徴は酸味が少なく、苦味とコクがあること。

     

    ですから、フレンチローストなど深煎りが合うとされています。

     

    カルディのマンデリンフレンチは、マンデリン単一ですが、
    比較的安価で手に入るのでフレンチローストをちゃんと試してみたいという方におすすめです。

     

     

    カルディコーヒーリッチブレンド

    マンデリンではないコーヒー豆で、フレンチローストを味わいたい方には、
    カルディコーヒーのリッチブレンドもおすすめです。

     

    こちらはブラジルやコロンビアのコーヒー豆を使っています。

     

    ブラジルやコロンビアはバランスが取れたコーヒーで、フレンチロースト以外にも多用されます。

     

    そのため、焙煎度合いで味わいが変わることが実感しやすいかもしれません。

     

    スターバックスフレンチロースト

    深煎りコーヒーといえば、スターバックスという方も多いのではないでしょうか。
    フレンチローストはスターバックスの中でも一番深煎りなコーヒーです。
    実際はフレンチローストより上のイタリアンローストに近いのかもしれません。
    スタバのコーヒーの焙煎度合いは独自の指標になっているため、比較しにくいのです。

     

    スタバで一番深煎りのコーヒーということで、スタバ好きの方は試してみて欲しいです。

     

     

    土居コーヒー フレンチロースト

    スタバの次は日本の小規模なロースターである、土居コーヒーになります。

     

    土居コーヒーはスタバやカルディのようにメジャーではないですが、コーヒー好きの間では評価が高いコーヒーです。

     

    ネット購入しかできないですし、お値段も若干張りますが、欠点豆なども少なく質の高いコーヒーが飲めますよ。

     

     

    成城石井フレンチロースト

    最後は成城石井のフレンチローストです。

     

    高級スーパーのブランドコーヒーですが、評判が良く、これまたおすすめです。

     

    Amazonでも星4の高評価です。

     

     

    本記事のまとめ

    この記事では、以下の3つについて解説しました。

    • フレンチローストはどんなコーヒー豆なのか
    • フレンチローストの味わいを解説
    • フレンチローストのコーヒー豆おすすめ5選

     

    それぞれ、内容を完結にまとめると

     

    • フレンチローストとはコーヒーの焙煎度合いを指し、かなり深く煎った豆を指します。
    • フレンチローストの味わいを一言で言ってしまうと、苦みの強いコーヒーです。
    • フレンチローストしたコーヒー豆は、スーパーなどでも購入できます。ミルクを入れて飲むのをおすすめします。

     

    以上です。素敵なコーヒーライフを。

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