コーヒーを飲んだら眠気が収まると言うけど最近コーヒーを飲んでも眠いです。
コーヒーは眠気ざましに効果的と言うのは嘘なのでしょうか?
また、何故眠くなるのでしょうか
私も働いていて同じように感じたことがあるので、気持ちはわかります。
今回はこういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
コーヒーによる眠気ざまし効果は本当なのか
コーヒーによって眠くなる理由とは
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コーヒーを飲むと眠気覚ましになるって本当?
コーヒーを飲むと眠気覚ましに効果的という方もいますし、逆に眠くなると言う人もいます。
どちらの意見も実体験でしょうし、正しい意見です。
しかし、基本的にはコーヒーは眠気覚ましに効果的なんですよ。
詳しく解説していきます。
コーヒーは基本的に眠気覚まし効果がある
コーヒーには眠気覚まし効果が期待できます。
これは、コーヒーに含まれているカフェインに覚醒作用があるから。
有名な話ですよね。
人間が眠くなる現象の1つにアデノシンという物質が脳に溜まってくるという原因があります。
カフェインはアデノシンが脳に眠気を働きかける作用を妨害します。
そのため、覚醒作用も相まって眠気が覚めるというメカニズム。
眠気が消えるというよりも誤魔化しているというのが正しいのかもしれませんね。
カフェインの効果が期待できるのは摂取後1時間程度経過してから。
持続するのは5時間程度と言われており、摂取してから数分は眠いままなので注意が必要です。
カフェインが入っていれば眠気ざまし?
カフェインが入っていれば眠気覚まし効果は期待できるのでしょうか。
答えはその通りで、カフェインが入っているものであれば覚醒作用が期待できます。
カフェイン飲料といえばエナジードリンクやコーラなどが挙げられますがお茶やココアなんかにも含まれています。
また、最近はカフェインのみを摂取するための錠剤なんかも売られています。
カフェインは取りすぎると身体に悪影響が考えられますから、カフェイン飲料や錠剤など飲み合わせにはくれぐれも注意しましょう。
コーヒーが眠気を引き起こす原因とは
コーヒーにはカフェインが入っていれば眠気覚まし効果があると説明しました。
では、なぜ眠くなるのでしょう。
これにも理由がありますので、解説していきます。
カフェインによって眠気が引き起こされることも
カフェインによって眠気を飛ばすこともできますが、眠気を誘発することもあるんです。
理由としては、2種類考えられます。
- カフェイン摂取による疲労
- カフェイン中毒症状
カフェインを摂取すると覚醒作用以外にもさまざまな身体的な影響があります。
そのうち1つに利尿作用があることは有名ですよね。
利尿作用により用を済ませたあとは一時的にですが、水分が不足しますし、身体的に疲労状態になります。
これにより、体がだるくなり眠気が誘発されることがわかっています。
また睡眠不足が続くとカフェインの効果が薄くなることがわかっています。
睡眠時間の適量は体質によるところがありますが、きちんと睡眠を取れていないのにカフェインに頼っても効果的ではないと言うことですね。
カフェイン中毒症状による眠気
可能性は薄いですが、カフェイン中毒になっている場合の離脱作用で眠くなることがあります。
カフェインを摂取してから数時間経過しないと現れない症状ですが、眠くなったり身体がだるくなることがあります。
日中どうしても眠気があって、症状が疑われる場合は病院などにかかることをお勧めします。
昼過ぎの甘いコーヒーは眠気誘発剤です。
昼過ぎに微糖のコーヒーを飲んで眠気覚まし。
と考えている方がいればそれは大間違いですよ。
昼過ぎといえば一番眠くなる時間ですよね。
これはお昼ご飯を食べて血糖値が上がっている時間帯。
これに砂糖入りのコーヒーを飲めば、追って血糖値を上げてしまいますから、血糖値を元に戻すインシュリンが出続けることになります。
この身体の働きにより眠気が出ることがわかっていますので、甘いコーヒーを飲んでしまうのは逆効果となってしまいます。
昼過ぎのコーヒーは無糖ブラックにしておきましょう。
本記事のまとめ
最後に本記事についてまとめます。
この記事では以下の内容について解説してきました。
- コーヒーは眠気ざましに有効である。
- 摂取による疲労や砂糖が入っているコーヒーの摂取、カフェイン中毒などコーヒーが眠気のトリガーとなる場合も存在する。
結局のところ、コーヒーの眠気覚ましはごまかしのようなものですから、きちんとした睡眠をとっていないと誤魔化しが効かなくなってくるというわけです。
そのため、仕事中に眠気覚ましでコーヒーを使いたい場合は、日頃からのしっかりとした睡眠が重要ということですね。
本記事が参考となれば幸いです。