ドリップポッドのDP2とDP3の違いが知りたいです。
DP3のほうが良いのはわかるのですが、DP2のほうが安いので・・・
どっちを選ぶのが良いのでしょうか?
こういった疑問に答えます。
この記事を読んでわかること
- DP2とDP3の違いと特徴がわかる
- DP2とDP3、今から手に入れるならどちらを選べば良いかわかる
ドリップポッドにはDP2とDP3という2種類のマシンがありますが、購入を検討した際、どちらのマシンを選べば良いのだろうと思いますよね。
迷った際は2つの特徴を把握したうえで、比較し、自分の条件に合ったものを選ぶのが基本。
本記事では、ドリップポッドを絶賛使用中の元コーヒー店員の私が、どちらを選ぶのがおすすめか、それぞれの特徴と共に解説していきます。
この記事を読んでいただければ、DP2とDP3の特徴が掴めるので、自分がどちらを選ぶべきかわかるはずです。
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目次
ドリップポッドとは?基本的な機能を再確認
ドリップポッドは日本でおなじみのコーヒーブランドである、UCC上島珈琲が販売しているカプセル式コーヒーメーカーです。
ざっくり特徴をまとめると、以下の通りです。
- ドリップポッドはカプセル式コーヒーメーカー。
- プロの抽出技術を再現したマシン・カプセルなので、自宅でもボタン一つでプロのコーヒーが楽しめる
- コーヒー豆はカプセルで密閉されているため、いつでも挽き立てと同等の味わいでコーヒーが飲める。
- 世界中のコーヒー豆を使ったカプセルが用意されており、ブルーマウンテンやハワイコナなど高級ラインも。
- コーヒー以外にも紅茶や緑茶などのカプセルもあり。
- ドリップ式なので、抽出時もとても静か。
そんな便利なドリップポッドですが、DP2(旧型)・DP3(最新モデル)の2種類が現在販売されています。
ここからは、本題である、それぞれの特徴を解説していきます。
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ドリップポッドDP2とDP3それぞれの特徴とは?
まずは、DP2とDP3の特徴をチェックしていきましょう。
2機種の特徴を分かりやすく表にまとめました。
DP2 | DP3 | |
画像 | ||
本体サイズ | 高さ22.4cm×奥行28.8cm×幅13cm | 高さ22.4cm×奥行29cm×幅13.3cm |
重さ | 2.7㎏ | 3㎏ |
カラー | 赤・白・黒 | ホワイト・ブラウン・アッシュローズ
アッシュブルー・ペールミント |
水タンク容量 | 750ml | 700ml |
消費電力 | 1350W | 1350W |
立ち上がり時間 | 30秒 | 30秒 |
抽出時間 | 60秒 | 60秒~約90秒(strongモード使用時) |
抽出量 | ~200ml | ~200ml |
メニュー | COFFEE/TEA/GREEN TEA | COFFEE/TEA/GREEN TEA |
抽出モード | 1種類 | 3種類(strong・standard・iced) |
コーヒー粉対応 | あり | あり |
価格は変動していますので、下記よりAmazonを参考にしてみてください。
では、細かくそれぞれの特徴を解説していきます。
ドリップポッドDP2の特徴とは?
ドリップポッドDP2はいわゆる旧モデルというものです。
ただ、旧モデルだからといって、大きく劣っているわけではなく、基本的な機能は最新のDP3と変わりません。
DP2の特徴としては、かわいらしいデザインと値段の安さがあげられます。
デザインは角ばったDP3に対し丸みを帯びたデザイン。色もシンプルなものとなっています。
お値段も旧モデルなので安くなっています。
ドリップポッドDP3(最新モデル)の特徴
最新モデルであるDP3は、DP2の正統進化版と言えるマシンです。
2種類の抽出モードが追加され、より自分好みのコーヒーを飲むことができるようになりました。
抽出時にコーヒーの濃さを3種類(strong・standard・iced)から選ぶことができるというのものです。
コーヒーの抽出時間を変えることによって、コーヒーの濃さを変えるというもので、実際に使ってみると味の差がきちんとわかるものになっています。
ドリップポットはカプセル式コーヒーなので、どうしても飲めるコーヒーの種類は少なめ。(コーヒー粉のフィルターを使うこともできますが。)
そこで、抽出で味わいに変化をつけることはカプセル式コーヒーを楽しむ上で革新的な機能ではないでしょうか。
また、デザイン面(サイズ・カラー)も変化しています。
よりキッチン周りになじむようなデザイン性になっています。
次にDP2とDP3を比較し、違いを見ていきます。
押さえておきたいDP2とDP3の3つの違い
特徴の次はそれぞれの違いをチェックしましょう。
DP2とDP3の違いは以下の3つです。
・ストロングモード、アイスコーヒーモードの追加
・自動抽出機能の追加
・デザイン・作り・値段の違い
ストロングモード、アイスコーヒーモードの追加
先に解説した通り、通常+2種類の抽出モードが追加され、より自分好みのコーヒーを飲むことができるようになりました。
ここが一番の違いになります。
逆を言えば、「この機能に差額の価値はあるか。」ということかもしれません。
自動抽出機能の追加
地味にうれしい機能が自動抽出機能です。
どういった機能かといいますと、電源を入れた後で本来はマシンが温まるまで待つ必要があります。
温まった後で、抽出ボタンを押す感じです。
しかし、自動抽出機能があれば、温まる前に抽出ボタンを押しておけば勝手に抽出が始まります。
イメージ的には下記の通り。
- DP2 電源ON→30秒ほど温まる時間待機→抽出ボタンを押す→抽出開始
- DP3 電源ON→抽出ボタンを押す→温まった後で自動抽出開始
朝の忙しい時間など、マシンの前で待っているのも煩わしいですよね。便利な機能です。
マシンのデザイン・作り・値段の違い
デザインやカラー展開が異なるのは見てわかる通りです。
カラーについては、DP2が3色、DP3が5色となっており、DP3のほうがキッチンにマッチする色合いが展開されています。
一方のDP3ですが、淡い色合いが多いです。
また、細かい部分ですが、作りの違いも両者比較して気になりました。
現物を触るとわかるのですが、DP2の方がチープなつくりになっています。(気になる方は量販店にてチェックをおすすめします)
ここまで見ていただくと、わかる通り、デザイン面で問題がなければDP2とDP3で優れているのはDP3になります。
そのため、やはり選ぶべきはDP3です。
今から購入するならDP3を選ぶべき3つの理由
DP3を選ぶべき理由は以下の3つになります。
・多機能な最新モデル
・DP2に頻発しているあるトラブルとは?
・世界のコーヒーお届け便を使えばマシンがお得に手に入る
順番に解説していきます。
DP3は多機能な最新モデルであるから
DP3はDP2に比較して多機能です。
特にstrong モードとアイスコーヒーモードはとても優秀な機能なんです。
正直ドリップポッドのコーヒーはカプセルによって少し薄いと感じることがありました。
しかし、マシンの機能で濃いめの抽出ができるため、丁度いいコーヒーが飲めるように。(好みの部分ですね)
カプセル式コーヒーは飲めるコーヒーの種類がどうしても限定されてしまいますから、多機能なマシンを選びたいところです。
DP2に頻発しているあるトラブルとは?
DP2・DP3共にドリップポッド購入時の初期不良として、コーヒーやお茶を抽出した際に独特のプラスチック臭がする
というものがあるようです。
この割合がDP2のほうが高いようです。
明確なデータが出ている訳ではありませんが、Amazonのレビューを見てもDP2の方が、プラスチック臭レビューが多いです。
DP3にもありますが、数は少なめ。
メーカー側も理解しており、改良を行ったものと言えるでしょう。
世界のコーヒーお届け便を使えばマシンがお得に手に入る
DP2とDP3を比較したとき、優れているのはDP3です。
しかし、DP3のほうが本体価格が5,000円ほど高いのも事実。
この価格差気になりますよね。
しかし、DP3には世界のコーヒーお届け便というお得な購入方法があります。
これを使えば、DP3が実質無料で使うことができます。
ドリップポッドを使う方法としては、一番お得な方法になっています。
詳細はUCCドリップポッド公式サイトまたは、解説ページをチェックしてみてください。
世界のコーヒーお届け便についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
わかりやすく丁寧に解説しています。
参考記事:UCCドリップポッドの定期便システムを徹底解説【一番良い方法教えます】
UCCドリップポッドの定期便システムを徹底解説【一番良い方法教えます】
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まとめ
本記事ではドリップポットの旧機種であるDP2とDP3について解説してきました。
2つの特徴と違いをまとめると以下の通りになります。
DP2 | DP3 | |
画像 | ||
本体サイズ | 高さ22.4cm×奥行28.8cm×幅13cm | 高さ22.4cm×奥行29cm×幅13.3cm |
重さ | 2.7㎏ | 3㎏ |
カラー | 赤・白・黒 | ホワイト・ブラウン・アッシュローズ
アッシュブルー・ペールミント |
水タンク容量 | 750ml | 700ml |
消費電力 | 1350W | 1350W |
立ち上がり時間 | 30秒 | 30秒 |
抽出時間 | 60秒 | 60秒~約90秒(strongモード使用時) |
抽出量 | ~200ml | ~200ml |
メニュー | COFFEE/TEA/GREEN TEA | COFFEE/TEA/GREEN TEA |
抽出モード | 1種類 | 3種類(strong・standard・iced) |
コーヒー粉対応 | あり | あり |
ただし、スペック上の違い(上記)のほかに以下のようなポイントもありました。
・最新モデルは多機能(抽出モードの違い・自動抽出機能)
・DP2はDP3と比較し、初期不良のプラスチック臭レビューが多い。
・DP3は世界のコーヒーお届け便を使えばマシンがお得に使える
以上になります。参考になれば幸いです。