コーヒー飲みたいって思っても、忙しいし、1回ずつ淹れるのが面倒だから作り置きしたい
どれくらいなら作りおきの保温でも大丈夫なの?
本記事の内容
- コーヒーメーカーで作り置きしたコーヒーは味が変わってしまうのか。
- 作り置きコーヒーの保温は何時間までならOKか。
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ずばりコーヒーメーカーで作り置きしたコーヒーはまずいのか
コーヒー淹れるのって後片付けなんか考えると、忙しい朝や日中は面倒ですよね。
コーヒーメーカーを使うと余ってしまうことも多々。
作り置きした(残った)コーヒーの味や風味はどうなんだろうと思いますが、淹れてから時間がたったコーヒーはまずいです。
では、何故まずくなってしまうのか、まずくならない方法はあるのか。気になりますよね。
作り置きしたコーヒーがまずい理由とは
コーヒーがまずくなる理由としては、コーヒー自体の品質が時間経過で著しく下がるためです。
コーヒーは、光や熱などで淹れた瞬間から酸化が始まるため、酸味が増したり、コーヒーの独特の風味が逃げてしまうのです。
他にも、コーヒーメーカーの保温プレートであたため続けた結果煮えて苦味が強くなってしまうことも場合によっては考えられますよね。
朝淹れたコーヒーを午後になって温め直して飲んでみると、あまり美味しくなかったから捨ててしまった経験はないでしょうか。
こういったことは酸化が原因で起こっていたんですね。
作り置きしてもまずくなりにくいコーヒーとは
作り置きに向いたコーヒーはあるのでしょうか。
2~3日程度でしたら、アイスコーヒーですが、水出しコーヒーならばこれに該当します。
水出しコーヒーは従来のコーヒーのように熱を加えません。
自宅で作る麦茶のように、コーヒーを水出しパックにいれて冷蔵庫で寝かせて抽出するので、酸化現象が起こりにくい。
そのため、従来よりも長持ちするのです。
次は、コーヒーは淹れてから何時間程度まで味を保つことができるのかになります。
作り置きコーヒーの保温は何時間までならOK?
作り置きした(残ってしまった)コーヒーは保温状態で何時間まで飲むのに適した状態なのでしょうか。
タイプ別にまとめてみました。
また、飲食店のコーヒー事情についても記しておきます。
タイプ別作り置きコーヒーの保温時間
まず、ホットコーヒーの保温時間ですが、30分が限界だと私は考えています。
味覚や風味の部分ですから、気にならない人は気にならないのかもしれませんが・・・
実際に淹れて飲んで、廃棄する目安にするのは30分程度です。
アイスコーヒーの場合は、冷蔵保管のため、なるべく空気に触れさせないようにして3日程度は冷蔵保存できます。
もちろん味や風味に劣化は感じられると思いますが、2~3日以内でしたら問題ないでしょう。
これらはあくまで目安ですが、実際に飲み比べてみると味の違いがわかると思います。
コーヒーはできるだけ新鮮な淹れたてで飲みたいですよね。
飲食店は毎回コーヒーを淹れているのか
飲食店では、毎回コーヒーマシンで抽出しているところがほとんどですが、安価なコーヒーチェーンではない飲食店等では、まとめて大量に淹れたコーヒーを提供している店舗があります。
そういった店の廃棄時間は淹れてから30分としていました。
やはり、酸っぱくなる、風味がなくなる等の理由で廃棄していました。
また、常時温かい必要がありますから、沸すぎ対策でもあります。
「主にコーヒーおかわり自由」といった店舗で店員さんがコーヒーのおかわりを注ぎにきてくれることありますよね。
なんかちょっと美味しくないな・・・なんて経験はないでしょうか。
そういった場合は淹れてから時間がたっているのかもしれません。
本記事のまとめとそれでもコーヒーを作り置きしたい人へ
本記事のまとめになります。
コーヒーメーカーで作り置きしたコーヒーまずいのか。
作り置きコーヒーの保温は何時間までならOKか
ということでしたが、
作り置きのコーヒーは時間経過とともに酸味や風味の劣化がみられ、まずくなる。
作り置きはたいてい30分以内に飲み切るのが良いという結論でした。
しかし、作りおきしておきたいあなたの問題点として、そもそも機械の仕様上作りすぎてしまいがちだったり、時間がなくわざわざ淹れてられないという問題もあると思います。
もし、こういった課題をもちつつ、美味しいコーヒーを飲みたいと行った場合はカプセル式のコーヒーメーカーが解決につながるかもしれません。
カプセル式だと、簡単・スピーディーに1杯ずつ抽出ですし、ハンドドリップしたコーヒーに負けないレベルの味・風味のコーヒーを楽しむことができます。
カプセル式については、下の記事で詳しく解説しています。
せっかくコーヒーを飲むのであれば、不味いコーヒーを飲むより美味しいものをいただきたいですよね。