挽きたてのコーヒーが好きなので、手動のコーヒーミルを探しています。
安いものを使っていたので、次は良いものを買おうと思っていますが、高いので失敗したくありません。
選ぶ際のポイントと外さない定番の手動高級ミルが知りたいです。
こういった疑問に答えます。
- 本当に美味しいコーヒーを飲むためのミル選びの方法
- 外さない!鉄板の高級コーヒーミル7選
本当に美味しいコーヒーを飲むためのミル選びの方法
良いミルとは?条件はただ一つ
- コーヒー豆を均一にカットできること
- カットの際に生じる微粉が少ないこと
これら2つが損なわれていると、コーヒーの味わいが失われると言われています。
なぜならコーヒー豆のサイズが不揃いだと、抽出の際に味にむらが出てしまいます。微粉は苦味やえぐみの原因にも。
もっと具体的なミル選びのポイントが知りたいという方はにて解説していますので、あわせてチェックしてみてください。
手動ミルか電動ミルか再考しましょう
- 価格:50,000円前後は見ておきたいところ。
- 設置場所:電源をとることができ、機械を設置できるスペースの確保
- 音の問題:電動式の場合、挽く際に相応の音が発生するのでご注意を
外さない!鉄板の高級コーヒーミル7選
消耗品なので、一生ものとは言えませんが、高いお金を出して損しないコーヒーミルを紹介します。
高級なミル界隈では、鉄板なのでどれを買っても外すことはないでしょう。
- Comandante C40 MK3 ニトロブレード – コーヒーグラインダー
- TIMEMORE タイムモア G1plus 手挽きコーヒーミル
- 1ZPRESSO コーヒーグラインダー JPPRO
- ザッセンハウス・ミル ラパス
- デロンギ(DeLonghi) デディカ コーン式コーヒーグラインダー
- カリタ ナイスカットG
- カリタ ネクストG
それでは、一つずつチェックしていきましょう。
Comandante C40 MK3 ニトロブレード – コーヒーグラインダー
- 特殊な金属刃で最もきれいに挽ける
- 小さな力で素早く挽ける
- 最上質なコーヒーミル
- 値段が高い
- 人気なので買うことが難しい
ミルの価格帯 | 抽出種類 | ミル刃の種類 |
40,000円以下 | コンパクト式 | 金属製(ニトロブレード) |
- 最高のコーヒーミルが欲しい人
- 美味しいコーヒーが飲みたい人
プロ御用達、所謂一番良いコーヒーミルといえばCOMANDANTEのコーヒーミルです。
コマンダンテのコーヒーミルの特徴は、特殊な金属刃を使っており、最もきれいに豆を挽けるという点です。
機械式よりもきれいに挽けるとの声もあるほど。
また、小さな力で素早く挽くこともできます。力を入れずともコーヒー豆を刻むことができます。
デメリットとしては、値段が高い点です。
コーヒーミルにこの値段はプロの方かお金持ちでないと・・・出すのは難しいですよね。
また、人気のミルのため、売っていないということも。
定価は35,000円ほどですが、常に品薄。Amazonなどで並行輸入品が高く売られています。
質の高さ・高級感からコーヒーミル界のメルセデスベンツといえるのがCOMANDANTEのコーヒーミルです。
TIMEMORE タイムモア G1plus 手挽きコーヒーミル
- 高級ミルの中では比較的安価
- 交換パーツの入手が容易
- メンテナンスしやすい設計
- 軽くて挽きやすく、均一に挽ける
- 入手しにくい
ミルの価格帯 | 種類 | ミル刃の種類 |
20,000円代前半 | コンパクト式 | ステンレス刃 |
- 2万円代でコーヒーミルを探している
- おしゃれなデザインのミルを探している
TIMEMOREのコーヒーミルは全体的に良品がおおいのですが、その一番高級なモデルです。
エスプレッソ用の極細挽きまでいけるので機能性は抜群。
高級ミルにしては安価でバランスがとれています。
TIMEMOREのミルは全体的にコスパ抜群
1ZPRESSO コーヒーグラインダー JPPRO
- コマンダンテ並みにキレイに挽くことができる
- 挽きやすさはコマンダンテ以上
- トルココーヒーからフレンチプレスまで様々な種類のカットが可能
- 分解に難あり
- アフターサポートに難あり
- 値段が高い
ミルの価格帯 | 種類 | ミル刃の種類 |
40,000円超 | コンパクト式 | ステンレス刃 |
- 値段は気にせず、最高の手挽きミルが欲しい
- 極細挽き対応のミルが欲しい
1ZPRESSOシリーズのフラグシップモデルで日本専売のミルです。
使用感はコマンダンテのコーヒーミル以上との声も。
しかし、値段はコマンダンテ以上で、分解清掃が少し難しいとの意見もありました。
また、アフターサポート先の記載がなく、メーカーへの問い合わせが難しい様子。
コマンダンテ以上の挽き間をどう評価するかではないでしょうか?
ザッセンハウス・ミル ラパス
- おしゃれなTHE・コーヒーミルで映える
- 家族全員分の豆を挽くことができる
- 蓋つきなので、豆が跳ねない
- サイズは大きめ
- 値段が高い
- 掃除が大変
ミルの価格帯 | 抽出種類 | ミル刃の種類 |
20,000円以下 | 据え置き式 | 金属製 |
- インテリアとしても映えるコーヒーミルを探している
- 据え置き式で良いコーヒーミルが欲しい人
コーヒーミルとしても魅力があるのは当然、プラスαでインテリアとしても魅力的なのがザッセンハウスのコーヒーミルです。
ザッセンハウスは1867年創業起源のドイツ老舗メーカー。本物のコーヒーミルです。
サイズが結構大きく、豆受けは60gまで、約5人前の豆が挽けます。
伝統的な据え置き式で、蓋つきなのも良いです。蓋がない据え置き式もありますが、豆が出たりほこりが入ったり。蓋つきがおすすめです。
もし自宅にコーヒー器具を飾るスペースがあれば、置きたい一品です。
デロンギ(DeLonghi) デディカ コーン式コーヒーグラインダー
- 液晶ディスプレイ搭載のため、見やすく・使いやすい
- エスプレッソマシンで有名なデロンギ社製
- 低速で豆を挽くので、香りが残りやすい。
- 挽き加減などは価格が上の他社マシンには劣る
ミルの価格帯 | 種類 | ミル刃の種類 |
20,000円台 | 電動型 | ステンレス刃 |
- なるべく安価な電動モデルを探している
- エスプレッソ用に使いたい
ここからは電動モデルのコーヒーミルを紹介していきます。
まずは、エスプレッソマシンで有名なデロンギのミルです。
もちろんエスプレッソ用のコーヒーを挽くことができる、本場イタリア製のコーヒーミルになっています。
液晶ディスプレイ搭載のため、見やすく・使いやすいまた、デザインもおしゃれです。
ミルそのものの特徴としては、低速で豆を挽くので、香りが残りやすいです。
デメリットとしては、次に紹介する電動式の方が、挽き加減など性能が良いとされているところでしょうか。
価格の安価さはポイントなので、予算に応じて決めると良いでしょう。
カリタ ナイスカットG
- プロ御用達マシンの1つ
- コーヒードリッパーで有名なカリタ社製
- 値段が高い
ミルの価格帯 | 種類 | ミル刃の種類 |
50,000円超 | 電動式 | セラミック刃 |
- 設置スペースを確保できる
- 国産メーカーが良いと考えている
電動式コーヒーミルの定番が、カリタのコーヒーミルです。
見たことある方も多いのではないでしょうか。
こちらはプロ御用達マシンの1つで、言ってしまえば、値はするが、喫茶店で飲むようなプロの味を再現できるものです。
コーヒーでは有名なカリタ社製なので、信頼できる国産メーカーなのも、高い買い物においては良いですよね。
デメリットとしては、製造終了モデルのため、今売っているのは在庫分ということ。
新たに復活販売されていますので、問題なしです。(値段は相当しますが)
なお、後述のネクストGが後継機ですが、値段が高くなっています。
カリタ ネクストG
- プロ御用達マシンの1つ
- コーヒードリッパーで有名なカリタ社製
- 静電気除去装置つき
- 極細挽きはできない
ミルの価格帯 | 種類 | ミル刃の種類 |
50,000円超 | 電動式 | セラミック刃 |
- 設置スペースがある
- 国産メーカーが良い
先述のナイスカットGの後継機です。
静電気除去装置ついており、どのコーヒーミルを使っても粉がくっついたり散ったりしますが、本機は解決しています。
デメリットとして極細挽きはできないためエスプレッソを検討している方は要注意です。
高級コーヒーミルの選び方とおすすめまとめ
最後に本記事の内容を簡単にまとめました。
高級コーヒーミルを買うときに考えたいことは以下の2つ。
・ミル本来の機能を優先すること
コーヒー豆を均一にカット・カットの際に生じる微粉が少ないこと
・予算に応じて電動も検討すること
場所があれば、日常使いなら電動式の方が便利
- Comandante C40 MK3 ニトロブレード – コーヒーグラインダー
- TIMEMORE タイムモア G1plus 手挽きコーヒーミル
- 1ZPRESSO コーヒーグラインダー JPPRO
- ザッセンハウス・ミル ラパス
以上になります。
参考になれば幸いです。